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Richy KAZU(リッチー・カズ) について

臨床歴37年、開業歴30年の「鍼灸をほとんどしない鍼灸師」です。しない理由は「誰でもできればしたくないはず」だからです。 鍼灸より効果的なオリジナル施術(指圧、ツボ押圧)を開発しました。この方法を基に「難治性」と言われる疾患の施術を得意としています。 徹底的な現場主義です。既存の医学常識にとらわれない「本当の治病学・治病法」を提供しています。 誤った医学常識は患者さんを不幸にします。医学情報の誤りを見抜ける理由は「人ごとと思っていない・真摯に病気に向かう」からです。 また、「心からの笑いが治る力を上げる・共に喜びあえる」ことを施術を通じて実現しています。明るく楽しく暖かい施術所です。 「病気になって症状に苦しみ、回復に時間がかかり、経済的にも苦しみ、辛い日々を耐えて過ごす」より、「病気にならない様に、先回りしてケアする」未病ケアの開発が必須と考えて「病気にならない未病ケア」を開発しました。 この方法で施術するには資格は要りません。どなたでも覚えればできる施術法です。スペシャリスト養成の協会を創りました。 「一般社団法人 日本リッチーケア協会」が未病ケア「リッチー・ケア」の教育・認定・フォロー・バックアップを致します。

【アトピー、回復への道すじ】2

まず、ゴワゴワガサガサや、ジクジクベタベタのアトピースキンの回復は、急激には起こりません。

最も酷いところに目が行きがちですが、そこが急に改善することもありません。比較的に酷くない部位が、ゆっくり改善しだします。

最初は緩やかで、目立たない改善なので、最も治りたいと思っているご本人でさえ気付かないくらいです。

満潮の海の潮が引き始める様子を想像して下さい。引き始めは気付きません、そして随分引いた頃に気付きます。気付くと一気に干潮がおとずれます。

この様なイメージで回復が進みます。まず、比較的悪くないところの皮膚(数カ所の場合もあります)のゴワゴワやジクジクが和らいできます。

ゴワゴワ→カサカサ、ゴワついて厚ぼったい皮膚が薄くなるイメージです。

ジクジク→カラカラ、浸出液の排泄が止まり、皮膚が乾いてきます。

比較的酷くない部分から始まる、この様な改善は、満ち潮が引く様に改善されて行くのです。

酷いところがドンドン改善されて行くのではなく、酷くないところがだんだん広がって行きます。

つづく

 

【アトピー、回復への道すじ】1

慢性のアトピー性皮膚炎は回復までにいくつかの段階があります。一般的な回復への道すじを紹介します。

アトピー病変部位の皮膚は、ガサガサゴワゴワになっているか、ジクジクベタベタになっています。
まず最初に、ガサガサゴワゴワ、ジクジクベタベタの程度が軽くなってきます。はじめのうちは、自分で回復は自覚しにくい傾向があります。
アトピーに限らず、どんな状態の方でもだいたい同じなんですが、どうしても自分の最も悪い部分に目がいってしまうからなんです。
最も悪い部分から回復してくるのではなく、比較的状態の良い部分から回復してくるので、最も悪い部分にばかり目がいってしまっていると、気がつかないものなのです。
自分はアトピーでとっても苦しんでいるから、回復に気付かないはずはない。と思っている方ほど気付かなかったりします。
最も悪い部分が良くなってこそ、見え方も違ってくるわけですから仕方のないことなのですが、比較的状態の良い部分に目を向けて、ほんのわずかな回復も捉えられる様になると、前向きで明るい気持ちになれます。
実は、このことがとても大事なのです。前向きに明るい気持ちになると、希望が湧いてきます。そして心は、希望が希望を育むという良い連鎖を起こしていきます。
これが、回復を早めたりしてくれるのです。わずかな回復への気付きは、気がつかないことが多いのですが、気付くことで回復を早めてあげられます。
私たちは、皆さんの回復の状態を的確につかんでお伝えすることで、気付きのキッカケとなり、希望が希望を育む連鎖もつくって参ります。
つづく

どうしてあなたの顔は老けてしまうのか?5

最後に、大事なことを付け加えておきます。首の筋肉のこりケアを行なうと、静脈血流が回復し、老廃物の運搬が盛んになります。

そして、皮膚に蓄積した老廃物も運び出されます。動脈血により新たな栄養が送り込まれ、皮膚は本来の姿を取り戻す様に回復していきます。

この時に、リンパの流れがキーポイントとなってきます。運び残しの老廃物を最後までキレイに運んでくれるのがリンパだからです。

このリンパの流れを促す方法も、リッチーケアメソッドで開発済みです。本の触れるだけで行なえる、誰でもできる方法です。

しかし、ナイーブな施術のため、直接お伝えすることが必要となってきます。この方法もホームケア講座のなかでお伝えしています。

 

さて、話は変わりますが、普段皆さんが行なっている美容スキンケアを考えてみましょう。

皮膚は本来排泄機能しか持っていません。美容液などは、本来、吸収されない様になっています。皮膚バリアが働いてブロックするからです。

なのに、なぜ化粧水、乳液、美容液は吸収されるのでしょうか?

皮膚バリアのブロックを壊しているからです。界面活性剤などで皮膚の天然クリームでできた、皮膚バリアを溶かしているのです。

皮膚バリアを剥がしておいて、他の成分を流し込むわけです。プルンプルン、もっちもちの肌は、皮膚バリアが剥がされ、他の成分を染み込ませるから起こるのです。

この賛否は議論のあるところですが、あなたはどう思われるでしょう?まや機会があれば、そのことについても触れてみたいと思います。

どうしてあなたの顔は老けてしまうのか?4

首のこりが、首の動脈と静脈を締め付けて、血液循環を悪くして、顔の皮膚にダメージを与えることはおわかりいただけたと思います。

回復法は、悪くなった順番を、そのままさかのぼって行けば良いのです。そうすることで基の状態に戻り、本来のベストな状態が実現できます。

ということは、顔の皮膚のダメージを回復するには、血液循環を良くすることが大事だということです。

血液循環を良くするには、血管を締め付けている首の筋肉のこりを取ってあげることが必要です。

首の筋肉のこりを上手にケアしてあげれば、ツラいこりから解放されるだけでなく、顔の皮膚のケアにまでなるのです。

首の筋肉のこりケアが、顔の美容にとっては、とてもとても重要なのです。しかし、首の筋肉のこりの効果的なケア方法は、ほとんどありません。

漢和堂で開発された、リッチーケアメソッドのホームケアでは、首の筋肉のこりを短時間で、誰もが、簡単に行なえる方法です。

リッチーケアメソッドによる、首の筋肉のこりのケア方法は、近々ホームページ上で公開予定です。お楽しみにしていて下さいね。

つづく

どうしてあなたの顔は老けてしまうのか?3

少し脱線しますが、リンパについて少し記しておきます。リンパ機能の低下=デトックス能力の低下のようなイメージがあります。

良くリンパの流れが悪いと皮膚ダメージが起こると言われますが、実はリンパは静脈によって運ばれる老廃物運搬のサブシステムに過ぎません。

動脈で運ばれた血液の栄養成分は、末端で血管からしみ出します。そして細胞の隅々に行き渡ります。

末端の細胞まで行くと、そこで栄養を渡して、代わりに老廃物を受けとります。その老廃物を含んだ血液の栄養成分は、今度は静脈に戻ります。

ところが、静脈に戻ってくる血液の栄養成分は、90パーセント前後といわれています。

ということは、10パーセント前後の「運び出し残し」が起こってしまうことになるのです。この、「運び出し残し」がリンパによって運び出されるというわけです。

ですから、老廃物を運び出すメインの排泄管は静脈であるわけです。リンパはサブシステムなので、リンパも大事だが、静脈はもっと大事と覚えておいて下さい。

つづく

どうしてあなたの顔は老けてしまうのか?2

首のこりは、頭部の循環を悪くして、その影響が顔にまで及びます。こりが血管を締め付けることで起こるのです。

重い頭を支え続けることによって首の筋肉が凝ってしまいます。そうすると、首の筋肉の中に位置している血管が締め付けられてしまします。

動脈も静脈も締め付けられてしまいますから、血液を送る方も、血液を還す方も締め付けによって循環が悪くなります。

動脈は栄養を送る血管です。顔の皮膚への栄養も動脈血から供給されます。動脈が締め付けられて血流が悪くなると、顔の皮膚は栄養が不足してしまいます。

静脈は老廃物を運び出す血管です。顔の皮膚の老廃物も静脈血で運び出されます。静脈が締め付けられて血流が悪くなると、顔の皮膚に老廃物が蓄積してしまいます。

こりによって、血管が締め付けられてしまうと、動脈と静脈双方の血流が悪くなり、結果、顔の皮膚にダメージを与えます。

皮膚の栄養が不足しがちになり、皮膚に蓄積する老廃物が増えるからです。このことであなたは老けて見えることになるのです。

つづく

 

どうしてあなたの顔は老けてしまうのか?1

くすみ、しわ、たるみ、むくみ。。。だれの顔にも起こります。正常な加齢時変化です。

自分の顔が、周りの同世代に皆さんに比べて、くすんでたり、たるんでたり、むくんでたり、しわが多かったり深かったりしてると感じていませんか?

あなたの顔は、周りの方々の顔に比べて光り輝いていますか?輝いていないとしたら、その原因は「首のこり」が元かも知れません。

首こりでそんなことになるの?と疑問に感じられるかもしれません。今までの常識では、顔のケアだけが美容ケアの中心でしたから。

しかし、長年の臨床経験で、しみ、しわ、くすみ、たるみなどが際立ってしまう場合、ほとんどのケースで、首こりが影響しています。

首のこりは、重い頭を支えることで起こるため、避けられません。しかし、しょうがないと放置しておくと、美容にも良くないのです。

首こりは、頭痛や首・肩の痛みを引き起こすだけではなく、頭の血液循環量を減少させ、頭部の静脈の還流不全によって、顔にもひどい変化を起こします。

つづく

自律神経失調5

自律神経がオーバーペースで働き続け、オーバーワークに陥ると、オーバーヒート症状が起こります。微調整が効かなくなるからです。

様々な症状が同時多発で起こったり、次々に違う症状が加わったり、入れ替わり立ち替わり症状が変化したり、めまぐるしい体調不良が起こります。

しかし、その症状を治めるために対症療法を行なうことは、あまり良い選択ではありません。

なぜなら、対症療法では、自律神経失調が起こっている大元にはアプローチしておらず、大元は何も変わらないからです。

薬で症状を和らげることは、ごまかしにはなっても、治癒には繋がらないことがほとんどです。気分を楽にする薬でも同じことです。

薬には、どんな薬にも副作用があります。副作用とは、毒性のことです。必ず致死量が存在します。食べ物とは違うのです。

そして、一部の薬には依存性があります。肉体的な依存と精神的な依存が起こる可能性があります。

そしてさらに、同じ量や同じ薬を飲み続けていると、効き目が悪くなってきます。身体が慣れてしまうのです。

この様なものですから、症状を抑えるために薬という選択は避けられれば避けた方が良いこともおわかりいただけると思います。

では、どうするか?首が凝って、血管を締め付けて、血液の循環が悪くなった結果、自律神経がスムーズに動けなくなります。

そして、オーバーペースで動くことを強いられる様になり、それはオーバーワークを招いてしまいます。

オーバーワークから、オーバーヒートに移行すると、自律神経の精妙な働きが狂い、自律神経失調症状が出てきます。

従って、首こりのケアが第一で必須だということがおわかりいただけると思います。

首こりのセルフケア法は、近々ホームページ上で公開の予定です。お待たせしてしまい申し訳ありません。

 

自律神経失調4

脳がうっ血と充血を起こして、血液ぶくれのようになってしまうと、それは慢性的にのぼせたような状態になってしまします。

のぼせているときは、だいたい頭がボーっとしてますから、頭の回転がニブくなってしまいます。サクサク行かなくなります。

それだけではありません。全身に張り巡らされた自律神経からの情報に対して、サクサク対応できなくなってしまいます。

しかし、つねに休み無く、身体の全ての情報を集めて、身体を最適に保つ調整を、いくつも同時に行ない続けなければいけません。

そうすると、自律神経が「つねにオーバーペースで働くことを強いられてしまう」のです。

自律神経には交感神経と副交感神経という、ふたつの神経があります。この神経は、アクセルとブレーキの様に働きます。

交感神経は昼間よく使い、アクセルの役目です。副交感神経は夜間によく使い、ブレーキの役目です。

車を走らせる時はアクセル中心で、車を止める時はブレーキ中心で操作します。自律神経が正常に働いているときは、これがスムーズに行なわれています。

ところが、つねにオーバーペースの状態に陥ってしまうと、まるでアクセルとブレーキを同時に踏んで、車を操作している様になってしまいます。

自律神経のオーバーペースは、自律神経のオーバーワークを招いてしまいます。オーバーワークは疲労を招きます。

自律神経も身体のシステムのひとつですから、不死身でなく、オーバーワークで機能が乱れてしまします。

これが自律神経失調で、自律神経の精妙な制御が乱れた結果、様々な症状が起こりやすくなり、様々な症状が治りにくくなってしまうのです。

つづく

自律神経失調3

首の深層筋(この筋肉群を「首インナーマッスル」と名付けています)が凝ってしまうと、とても不都合なことが起こります。

それは、血液の巡りが悪くなるということです。血液は血管で運ばれますが、血管は筋肉の中を走っています。

ということは、筋肉が凝って固く締まってしまうと、血管を締め付けてしまうということが起こってしまいます。

血管は締め付けられることで、充分な血液を運べなくなってしまいます。血管が締め付けられることで狭くなってしまうからです。

血管意は動脈と静脈がありますが、動脈は心臓から血管を送る血管です。静脈は心臓へ血液を戻す血管です。

動脈は弾力があって強いポンプ作用があるので、少々締め付けられても血液を充分送ることが出来ますし、不十分な際は心臓のポンプ作用が増強されます。

ところが、この作用が強くなることで、後述する静脈の作用と相まって「脳の充血」が起こりやすくなります。脳内が血液過剰になってしまうのです。

そして、一方の静脈は、動脈のようなポンプ作用が乏しく、心臓の助けも及びにくいのです。

そうなると、首の凝りによって締め付けられた静脈は、循環が悪くなり、脳へ送られた血液の還りが悪くなります。

静脈の循環不良で、今度は脳内に血液がうっ血してしまうことになるのです。

動脈は凝りで脳に充血を起こし、静脈は凝りで脳にうっ血を起こします。脳内に血液充満と渋滞が起こります。

そうすると、自律神経にも悪影響が及びます。

つづく

自律神経失調2

自律神経の大元がある「脳」が収まっているのが頭部です。自律神経が張り巡らされているのが体幹部と四肢です。

このふたつを繋いでいるジョイント部分が首です。首には大きく動くことができる可動域が与えられているために、細くて、支えが弱いのです。

それなのに、人間の頭はとても重たく、しかも高い位置で支えられています。頭の重さは4〜6㎏と言われてます。

ボウリングのボールに換算すると、約9ポンドから13ポンドにもなるのです。頭って、意外と重たいんですね。

ボウリングのボールを両手で持って、上げていることをイメージしてみて下さい。さて、何分支えられますか?すぐに疲れてしまいます。

この頭を支え続けているのが、首の筋肉(首の深層筋)です。起きている間じゅうずっと支え続けているわけです。

首の筋肉の負担が、相当なものになることは容易に想像できます。凝らないはずが無いと言っても良いです。

さて、凝ってしまうことが宿命の「首の深層筋」。凝ってしまうことによって、自律神経の働きには支障が出ないのでしょうか?

つづく

 

自律神経失調1

自律神経は、全身にくまなく張り巡らされています。そして、身体の内部環境を、全て・自動で・ベストに保ってくれています。

その働きは、数え切れないくらい多く、しかも同時にたくさんのことが行なわれています。

例えて、いくつかの例を挙げてみます。:                    1目の表面がが乾いたら、自動的にまばたきが起こる。            2息を吸ったり吐いたりしようと意識しなくても、自動的にしている。     3ビックリすると、心臓の鼓動が早くなって強くなる。            4暑いと感じていると、自然に汗が出てくる。                5胃に食べ物が入ると、自動的に消化が始まる。              これらは全部、自律神経によって行なわれています。全部が自動的に起こり、全部が同時に行なわれることも可能です。

この様な働きは、数限りなく、自動的に行なわれていて、それで私たちは快適に生きることができていると言っても過言ではありません。

この様な自律神経の働きは、どこがコントロールしているのでしょうか?脳ですね。脳には自律神経の中枢が2ヶ所あると言われています。

ここに、身体の全ての情報が入り、ここから身体の必要なところに必要な働きが起こる様にコントロールされます。

自律神経が張り巡らされている先には、内臓やその他の器官などがあります。脳からの指令は、それぞれの場所に届き、必要な働きを起こします。

自律神経の大元である脳と、内臓やそれぞれの器官が収まっている体幹部や四肢のつなぎ目が首です。

このくびに異変が起こったら、自律神経は?

つづく

首の冷えにご注意!

首の凝りがすべての病気や症状の起点となってしまうこと、首凝りは重い頭を支えることで起こるため、避けられない宿命であることを幾度もお伝えしています。

この「首の保護」には保温がとても大切です。マフラー、スカーフ、ストールなどを季節に合わせて使い、首を露出しない工夫をしていただきたいものです。

実際に、このようにし手首の保温をすることで、首の凝りの緩和ができたり、首の凝りの回復を促進したりできるのです。

寒い時期はマフラーを鼻から下に覆うように巻くと、呼吸の際に冷たい空気を吸わなくて済みます。これは、ひいては花粉症の緩和になります。         →  http://kanwado.net/blog/?p=204

見た目はチョッと怪しいですけどね(笑)

寒い時期だけでなく、暑い時期も冷房の入ったところにいると冷えたり、汗が乾く時に気化熱を奪って冷えたりします。

冬の寒い時期だけでなく、他のシーズンも是非心がけていただきたいと思います。

最近は、ストールの普及により夏の暑い時期もオシャレアイテムとして使えます。冷房の中にいる時など、首が冷えないように巻き方を工夫するのも良いですね。

膝や脚の冷えが気になる時に、膝掛け代わりに使うこともできます。

様々な工夫をして、首の保温に気遣って下さい。その工夫は、あなたを健康・元気に導きます。

 

甲状腺の病気を考えてみる3

病気を治そうと思ったら、「結果として起こる現象にとらわれない」で、新陳代謝を正常に戻すことが必要です。

まず、新陳代謝に異常が起きてしまった要因を探すことが必要です。漢和堂では、身体に様々な異常を来たす要因は3つあると考えています。

  1. 全身凝りによる身体力の低下
  2. 自律神経の乱れによる多症状化、難治化
  3. 内臓とリンパ機能の低下による体質劣化  です。

この3つの要因(身体の3つのシステム)の狂いを戻すことこそが、病気を治すことであり、新陳代謝を正常に戻す方法なのです。

3つの要因(身体の3つのシステム)の狂いは、首凝りが起点となって起こってきます。ということは、首凝りのケアは必須です。

首凝りはホルモンの司令部である脳下垂体と、ホルモンが作用する体幹部のジョイント部分であり、そして甲状腺の存在している場所です。

この首凝りが、身体の3つのシステムを狂わせていくキッカケとなっているのです。

リッチーケア協会の主催する「ホームケア講座」では、首凝りのセルフケアを少人数で徹底的に伝授するワンデイセミナーを開催しています。www.jrc-a.net

また、身体の3つのシステムの狂いを正すオールインワン施術の「スペシャリスト講座」も学んでキチッと身につけられる様、万全の伝授体制で行なっています。

宣伝はさておき(笑)、首凝りのケアをはじめとし、身体の3つのシステムを整えることで、新陳代謝が元通りになれば、甲状腺機能も回復します。

 

 

 

甲状腺の病気を考えてみる2

甲状腺機能異常症は、甲状腺が異常を起こしたから病気が起こるのではないのです。新陳代謝に異常が起こったから、甲状腺に異常が起きてしまったのです。

これが大きなポイントです。と書きました。甲状腺の機能異常は結果で、原因ではないということですね。

しかし、医療は原因不明でお手上げです。だから、結果である甲状腺にしかアプローチしないのです。原因は解決されないということになります。

医学的解釈での原因は、

  • 甲状腺機能亢進は、自分の免疫が甲状腺を攻撃する、甲状腺を攻撃する原因は不明ですということになっています。
  • 甲状腺機能低下は、慢性の炎症が甲状腺に起こる、甲状腺に炎症が起こる原因は不明ですということになっています。

このふたつのケース、原因の捉え方が間違ってますね。双方とも結果を原因にしてしまっています。

原因は、新陳代謝に異常が起こったからですね。その結果、甲状腺が異常を起こさざるを得なくなってしまったのです。

ということは、病気を治そうと思ったら、「原因を正す」つまり、新陳代謝を正常に戻すことが必要なのです。

つづく

 

甲状腺の病気を考えてみる1

漢和堂の臨床で出会う甲状腺疾患の代表は、甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症です。

甲状腺機能亢進症と言えば「バセドー病」です。甲状腺機能低下症と言えば「橋本病」です。どちらも発見者にちなんで病名が付けられています。

原因も解らず、薬で抑えるか、はたまた手術に至ることもあります。そうすると、生涯ホルモン剤を飲むことになります。

そもそも甲状腺とはどんな組織でしょう?                   →甲状腺ホルモンを作っている内分泌器官です。

甲状腺ホルモンはどんな働きをしているでしょう?               →主に新陳代謝を促進するホルモンです。

甲状腺機能亢進症(バセドー病)はどんな病気ですか?             →新陳代謝が亢進し過ぎてしまう病気です。ホルモンの出過ぎで起こります。

甲状腺機能低下症(橋本病)歯どんな病気ですか?               →新陳代謝が低下してしまう病気です。ホルモンの不足で起こります。

どちらも新陳代謝に異常を来してしまう病気だということがわかりました。では、新陳代謝の異常は、何故いけないんでしょうか?

新陳代謝が亢進し過ぎれば、古い細胞が壊されるスピードに、新しい細胞が作られるスピードが追いつけなくなってしまい、様々な不都合が起こります。

新陳代謝が低下し過ぎれば、古くなった細胞が新しい細胞に生まれ変わるサイクルが鈍り過ぎてしまい、様々な不都合が起こります。

視点を変えると、本当のことが見えて来ます。甲状腺が異常を起こしたから病気が起こるのではないのです。

新陳代謝に異常が起こったから、甲状腺に異常が起きてしまったのです。これが大きなポイントです。

つづく