月別アーカイブ: 2015年3月

自律神経失調5

自律神経がオーバーペースで働き続け、オーバーワークに陥ると、オーバーヒート症状が起こります。微調整が効かなくなるからです。

様々な症状が同時多発で起こったり、次々に違う症状が加わったり、入れ替わり立ち替わり症状が変化したり、めまぐるしい体調不良が起こります。

しかし、その症状を治めるために対症療法を行なうことは、あまり良い選択ではありません。

なぜなら、対症療法では、自律神経失調が起こっている大元にはアプローチしておらず、大元は何も変わらないからです。

薬で症状を和らげることは、ごまかしにはなっても、治癒には繋がらないことがほとんどです。気分を楽にする薬でも同じことです。

薬には、どんな薬にも副作用があります。副作用とは、毒性のことです。必ず致死量が存在します。食べ物とは違うのです。

そして、一部の薬には依存性があります。肉体的な依存と精神的な依存が起こる可能性があります。

そしてさらに、同じ量や同じ薬を飲み続けていると、効き目が悪くなってきます。身体が慣れてしまうのです。

この様なものですから、症状を抑えるために薬という選択は避けられれば避けた方が良いこともおわかりいただけると思います。

では、どうするか?首が凝って、血管を締め付けて、血液の循環が悪くなった結果、自律神経がスムーズに動けなくなります。

そして、オーバーペースで動くことを強いられる様になり、それはオーバーワークを招いてしまいます。

オーバーワークから、オーバーヒートに移行すると、自律神経の精妙な働きが狂い、自律神経失調症状が出てきます。

従って、首こりのケアが第一で必須だということがおわかりいただけると思います。

首こりのセルフケア法は、近々ホームページ上で公開の予定です。お待たせしてしまい申し訳ありません。

 

自律神経失調4

脳がうっ血と充血を起こして、血液ぶくれのようになってしまうと、それは慢性的にのぼせたような状態になってしまします。

のぼせているときは、だいたい頭がボーっとしてますから、頭の回転がニブくなってしまいます。サクサク行かなくなります。

それだけではありません。全身に張り巡らされた自律神経からの情報に対して、サクサク対応できなくなってしまいます。

しかし、つねに休み無く、身体の全ての情報を集めて、身体を最適に保つ調整を、いくつも同時に行ない続けなければいけません。

そうすると、自律神経が「つねにオーバーペースで働くことを強いられてしまう」のです。

自律神経には交感神経と副交感神経という、ふたつの神経があります。この神経は、アクセルとブレーキの様に働きます。

交感神経は昼間よく使い、アクセルの役目です。副交感神経は夜間によく使い、ブレーキの役目です。

車を走らせる時はアクセル中心で、車を止める時はブレーキ中心で操作します。自律神経が正常に働いているときは、これがスムーズに行なわれています。

ところが、つねにオーバーペースの状態に陥ってしまうと、まるでアクセルとブレーキを同時に踏んで、車を操作している様になってしまいます。

自律神経のオーバーペースは、自律神経のオーバーワークを招いてしまいます。オーバーワークは疲労を招きます。

自律神経も身体のシステムのひとつですから、不死身でなく、オーバーワークで機能が乱れてしまします。

これが自律神経失調で、自律神経の精妙な制御が乱れた結果、様々な症状が起こりやすくなり、様々な症状が治りにくくなってしまうのです。

つづく

自律神経失調3

首の深層筋(この筋肉群を「首インナーマッスル」と名付けています)が凝ってしまうと、とても不都合なことが起こります。

それは、血液の巡りが悪くなるということです。血液は血管で運ばれますが、血管は筋肉の中を走っています。

ということは、筋肉が凝って固く締まってしまうと、血管を締め付けてしまうということが起こってしまいます。

血管は締め付けられることで、充分な血液を運べなくなってしまいます。血管が締め付けられることで狭くなってしまうからです。

血管意は動脈と静脈がありますが、動脈は心臓から血管を送る血管です。静脈は心臓へ血液を戻す血管です。

動脈は弾力があって強いポンプ作用があるので、少々締め付けられても血液を充分送ることが出来ますし、不十分な際は心臓のポンプ作用が増強されます。

ところが、この作用が強くなることで、後述する静脈の作用と相まって「脳の充血」が起こりやすくなります。脳内が血液過剰になってしまうのです。

そして、一方の静脈は、動脈のようなポンプ作用が乏しく、心臓の助けも及びにくいのです。

そうなると、首の凝りによって締め付けられた静脈は、循環が悪くなり、脳へ送られた血液の還りが悪くなります。

静脈の循環不良で、今度は脳内に血液がうっ血してしまうことになるのです。

動脈は凝りで脳に充血を起こし、静脈は凝りで脳にうっ血を起こします。脳内に血液充満と渋滞が起こります。

そうすると、自律神経にも悪影響が及びます。

つづく

自律神経失調2

自律神経の大元がある「脳」が収まっているのが頭部です。自律神経が張り巡らされているのが体幹部と四肢です。

このふたつを繋いでいるジョイント部分が首です。首には大きく動くことができる可動域が与えられているために、細くて、支えが弱いのです。

それなのに、人間の頭はとても重たく、しかも高い位置で支えられています。頭の重さは4〜6㎏と言われてます。

ボウリングのボールに換算すると、約9ポンドから13ポンドにもなるのです。頭って、意外と重たいんですね。

ボウリングのボールを両手で持って、上げていることをイメージしてみて下さい。さて、何分支えられますか?すぐに疲れてしまいます。

この頭を支え続けているのが、首の筋肉(首の深層筋)です。起きている間じゅうずっと支え続けているわけです。

首の筋肉の負担が、相当なものになることは容易に想像できます。凝らないはずが無いと言っても良いです。

さて、凝ってしまうことが宿命の「首の深層筋」。凝ってしまうことによって、自律神経の働きには支障が出ないのでしょうか?

つづく

 

自律神経失調1

自律神経は、全身にくまなく張り巡らされています。そして、身体の内部環境を、全て・自動で・ベストに保ってくれています。

その働きは、数え切れないくらい多く、しかも同時にたくさんのことが行なわれています。

例えて、いくつかの例を挙げてみます。:                    1目の表面がが乾いたら、自動的にまばたきが起こる。            2息を吸ったり吐いたりしようと意識しなくても、自動的にしている。     3ビックリすると、心臓の鼓動が早くなって強くなる。            4暑いと感じていると、自然に汗が出てくる。                5胃に食べ物が入ると、自動的に消化が始まる。              これらは全部、自律神経によって行なわれています。全部が自動的に起こり、全部が同時に行なわれることも可能です。

この様な働きは、数限りなく、自動的に行なわれていて、それで私たちは快適に生きることができていると言っても過言ではありません。

この様な自律神経の働きは、どこがコントロールしているのでしょうか?脳ですね。脳には自律神経の中枢が2ヶ所あると言われています。

ここに、身体の全ての情報が入り、ここから身体の必要なところに必要な働きが起こる様にコントロールされます。

自律神経が張り巡らされている先には、内臓やその他の器官などがあります。脳からの指令は、それぞれの場所に届き、必要な働きを起こします。

自律神経の大元である脳と、内臓やそれぞれの器官が収まっている体幹部や四肢のつなぎ目が首です。

このくびに異変が起こったら、自律神経は?

つづく

首の冷えにご注意!

首の凝りがすべての病気や症状の起点となってしまうこと、首凝りは重い頭を支えることで起こるため、避けられない宿命であることを幾度もお伝えしています。

この「首の保護」には保温がとても大切です。マフラー、スカーフ、ストールなどを季節に合わせて使い、首を露出しない工夫をしていただきたいものです。

実際に、このようにし手首の保温をすることで、首の凝りの緩和ができたり、首の凝りの回復を促進したりできるのです。

寒い時期はマフラーを鼻から下に覆うように巻くと、呼吸の際に冷たい空気を吸わなくて済みます。これは、ひいては花粉症の緩和になります。         →  http://kanwado.net/blog/?p=204

見た目はチョッと怪しいですけどね(笑)

寒い時期だけでなく、暑い時期も冷房の入ったところにいると冷えたり、汗が乾く時に気化熱を奪って冷えたりします。

冬の寒い時期だけでなく、他のシーズンも是非心がけていただきたいと思います。

最近は、ストールの普及により夏の暑い時期もオシャレアイテムとして使えます。冷房の中にいる時など、首が冷えないように巻き方を工夫するのも良いですね。

膝や脚の冷えが気になる時に、膝掛け代わりに使うこともできます。

様々な工夫をして、首の保温に気遣って下さい。その工夫は、あなたを健康・元気に導きます。

 

甲状腺の病気を考えてみる3

病気を治そうと思ったら、「結果として起こる現象にとらわれない」で、新陳代謝を正常に戻すことが必要です。

まず、新陳代謝に異常が起きてしまった要因を探すことが必要です。漢和堂では、身体に様々な異常を来たす要因は3つあると考えています。

  1. 全身凝りによる身体力の低下
  2. 自律神経の乱れによる多症状化、難治化
  3. 内臓とリンパ機能の低下による体質劣化  です。

この3つの要因(身体の3つのシステム)の狂いを戻すことこそが、病気を治すことであり、新陳代謝を正常に戻す方法なのです。

3つの要因(身体の3つのシステム)の狂いは、首凝りが起点となって起こってきます。ということは、首凝りのケアは必須です。

首凝りはホルモンの司令部である脳下垂体と、ホルモンが作用する体幹部のジョイント部分であり、そして甲状腺の存在している場所です。

この首凝りが、身体の3つのシステムを狂わせていくキッカケとなっているのです。

リッチーケア協会の主催する「ホームケア講座」では、首凝りのセルフケアを少人数で徹底的に伝授するワンデイセミナーを開催しています。www.jrc-a.net

また、身体の3つのシステムの狂いを正すオールインワン施術の「スペシャリスト講座」も学んでキチッと身につけられる様、万全の伝授体制で行なっています。

宣伝はさておき(笑)、首凝りのケアをはじめとし、身体の3つのシステムを整えることで、新陳代謝が元通りになれば、甲状腺機能も回復します。

 

 

 

甲状腺の病気を考えてみる2

甲状腺機能異常症は、甲状腺が異常を起こしたから病気が起こるのではないのです。新陳代謝に異常が起こったから、甲状腺に異常が起きてしまったのです。

これが大きなポイントです。と書きました。甲状腺の機能異常は結果で、原因ではないということですね。

しかし、医療は原因不明でお手上げです。だから、結果である甲状腺にしかアプローチしないのです。原因は解決されないということになります。

医学的解釈での原因は、

  • 甲状腺機能亢進は、自分の免疫が甲状腺を攻撃する、甲状腺を攻撃する原因は不明ですということになっています。
  • 甲状腺機能低下は、慢性の炎症が甲状腺に起こる、甲状腺に炎症が起こる原因は不明ですということになっています。

このふたつのケース、原因の捉え方が間違ってますね。双方とも結果を原因にしてしまっています。

原因は、新陳代謝に異常が起こったからですね。その結果、甲状腺が異常を起こさざるを得なくなってしまったのです。

ということは、病気を治そうと思ったら、「原因を正す」つまり、新陳代謝を正常に戻すことが必要なのです。

つづく

 

甲状腺の病気を考えてみる1

漢和堂の臨床で出会う甲状腺疾患の代表は、甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症です。

甲状腺機能亢進症と言えば「バセドー病」です。甲状腺機能低下症と言えば「橋本病」です。どちらも発見者にちなんで病名が付けられています。

原因も解らず、薬で抑えるか、はたまた手術に至ることもあります。そうすると、生涯ホルモン剤を飲むことになります。

そもそも甲状腺とはどんな組織でしょう?                   →甲状腺ホルモンを作っている内分泌器官です。

甲状腺ホルモンはどんな働きをしているでしょう?               →主に新陳代謝を促進するホルモンです。

甲状腺機能亢進症(バセドー病)はどんな病気ですか?             →新陳代謝が亢進し過ぎてしまう病気です。ホルモンの出過ぎで起こります。

甲状腺機能低下症(橋本病)歯どんな病気ですか?               →新陳代謝が低下してしまう病気です。ホルモンの不足で起こります。

どちらも新陳代謝に異常を来してしまう病気だということがわかりました。では、新陳代謝の異常は、何故いけないんでしょうか?

新陳代謝が亢進し過ぎれば、古い細胞が壊されるスピードに、新しい細胞が作られるスピードが追いつけなくなってしまい、様々な不都合が起こります。

新陳代謝が低下し過ぎれば、古くなった細胞が新しい細胞に生まれ変わるサイクルが鈍り過ぎてしまい、様々な不都合が起こります。

視点を変えると、本当のことが見えて来ます。甲状腺が異常を起こしたから病気が起こるのではないのです。

新陳代謝に異常が起こったから、甲状腺に異常が起きてしまったのです。これが大きなポイントです。

つづく

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む8〜解決法を巡って

花粉症状は、「冷えと乾燥の積み重なり」を基として起こります。ということは、「冷えの除去」が局所ケアの要と考えれば良いのです。

しかし、花粉症状が起こった時にケアを行なっていては遅いのです。症状の出たときにはデトックスの暴走が起こっていますから、収まらないのです。

強い薬で押さえ込めば、症状はコントロールできますが、決して治っているわけではなく、身体の中から冷えの害も異物も消えたわけではありません。

症状が起こってしまったとき、それからのケアでは遅いのです。そうなる前に、先回りしてケアする必要があります。

その方法は実に簡単です。まず片手のひらを鼻頭を覆う様に当てます。そっと触れているくらいが良いでしょう。強く押さえないで下さい。

そっと触れた片手の上に、もう片手のひらを重ねて置きます。同じ様に触れるくらいにそっと置いて下さい。

そうすると、鼻頭を中心にふわ〜っとした温かみを感じます。そうやって、ハンドパワーで温めることで、冷えのリセットを行ないます。

これをスキマ時間にマメに行って下さい。呼吸の度に冷えが襲うわけですから、冷えたら温めるを繰り返し、悪影響を緩和するのです。

花粉症はシーズンインしていますが、軽い症状ならこれだけでも緩和されます。症状の強い方でも、薬の量を減らすことができることもあります。

もう遅いやとやらないのではなく、身体のサインを見逃さず、冷えの緩和をしてあげましょう。

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む7〜解決法を巡って

鼻を中心とした顔面中心線付近が、花粉症状のメインとして発現する場所です。それは、その局所が冷えて乾くことで免疫異常が起き、症状に発展するのです。

症状それぞれをみてみましょう。

鼻づまりは、冷たい空気の侵入を防ぐために起こります。ホコリや雑菌、化学物質などの異物にも同様の反応が起こります。

鼻水は、異物を洗い流すための反応です。雨の日に症状が酷くなるのは、湿気で粘膜が潤い、免疫力が上がるために起こります。

目のカユミは、炎症が起きると起こります。炎症は充血を伴い、カユミはデトックスを促します。

涙目は、同じく異物の除去反応でデトックス作用です。

秋口から気温が下がりだすと、吸気温が下がりますので、気道中心に冷えます。そして、目の周りは結合織が乏しく、むくみの原因となる水分が多いので冷えます。

秋からの気温低下は、知らないうちに気道を中心に冷えをもたらし、冷えの悪影響が積み重なります。

そして、春先になるとデトックス作用が盛んになって来ます。それと共に花粉の飛来が始まります。

花粉などを利用したリセット的デトックスが花粉症状なのです。冷えの悪影響の積み重ねが、アレルギー反応という辛いデトックス症状を起こします。

つづく

 

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む6〜解決法を巡って

降りて来た直感!そんな風に感じたのです。花粉症の対策に足りなかったのは、局所のケアでした。

どういうことかと言うと、「首凝り施術」(=くびコアマッスルケア)と「内臓強化施術」(=へそクロスケア:十要のツボケア)をセルフケアとして行なう。

漢和堂に於いては、リッチーケアのエキスパート施術(セレクト2〜セレクト5)をプロケアとして施す。

この両輪の施術は、基本的に生命の土台を強化する=身体力をMAXに引き上げるという全体全身ケア法です。

この方法が土台になることは間違いないのですが、局所的なアプローチが足りなかったのです。

花粉症状の局所を考えてみましょう。症状の出る場所は、「鼻」「鼻の奥」「目頭」「耳の奥」「頭の芯」こんなところが代表です。

何か気付きませんか?そうです。鼻を中心として、全て顔の中心線上付近に出る症状なのです。

ここがどうなっているのか?ズバリ、ここが冷えているんです。粘膜も冷えて乾いているのです。

だから、この辺りの局所の免疫も落ちてしまうのです。鼻を中心とした、顔面中心線付近の冷えが症状を誘発しているのです。

つづく

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む5〜解決法を巡って

根本的な体質強化と優良体質の保全こそが、花粉症を克服するに違いないと結論しました。

そして、リッチーケアの根幹である「首凝り施術」(=くびコアマッスルケア)と「内臓強化施術」(=へそクロスケア:十要のツボケア)をセルフケアとして行なう。

漢和堂に於いては、リッチーケアのエキスパート施術(セレクト2〜セレクト5)をプロケアとして施す。

このふたつを、車の両輪の如く行なえば、花粉症は解決する筈だと、私は意気込み、高揚したのです。

しかし、結果はそうはいきませんでした。なぜだ?という疑問を胸にひめたまま「これ以上の方法は無いのか…」と無力を感じる日々を過ごしました。

ですが!諦めなければ、ある日突然に、突破口が開けるのです!

つづく

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む4〜解決法を巡って

様々な複合汚染の結果、生命の根幹が揺らぎ始め、その警告反応として、花粉症という症状が発症したのかもしれない。そう考える方が自然ですね。

だから、丈夫な人でも花粉症になるし、生命力の乏しい人でもかからなかったりするし、アレルギーのある人は過敏になっているので併発し易い。

すべての説明がつく様になります。

ですから、「環境の破壊による汚染が無くならない限り、花粉症は無くならないです。」

そんな風に諦めないのが、リッチー流です。どんな状態でも活路を見つけるまで、探索し続けるのがリッチー流です。

毎日々々、おびただしい量が生産され、製品に添加され、製品となり我々の身体に侵入して、我々を蝕む化学物質を排除することは絶望的に不可能です。

絶望的不可能を可能にしようと努力することは徒労で、エネルギーと時間とお金の無駄遣いです。(もちろん、できる範囲のことはするべきです。)

達成不可能なことにエネルギーを注いで、達成できないストレスや不安、恐怖を溜め込むことは得策ではありません。

不都合な条件下でも負けない身体を創り、キープして行くことが最も重要です。

そして、とても簡単で短時間で、誰でも、どこでもできる方法を開発するに至りました。

続く

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む3〜解決法を巡って

1身体が冷えて、免疫系が過敏になっている                  →冷えで身体の全体力が低下し免疫が過敏になり症状に結び付く

2湿気や水滴と何かが化学反応を起こして刺激になっている           →雨のときにも症状が酷いのはこの影響で起こる

3ディーゼル排ガスの微粒子のような大気汚染物質に反応している        →大気中の他物質と反応することで影響を受ける

このような要因で花粉症の症状は酷くなったり、軽くなったりするのだろうと考えると、植林地からはなれていても症状が強い。花粉の飛ばない雨の日にも症状が起こることが納得できました。

しかし、要因はそれだけではなかったのです。

4黄砂と黄砂に含まれたカビ、雑菌、化学物質が飛来する            →黄砂の粒子は細かいので、他の物質と共に飛来し刺激になる

5隣国で大量に発生する大気汚染物質に含まれるPM2.5が反応する         →花粉症どころでない大問題に発展する恐れのある未知の汚染物質

6食品や薬、日用品などから摂取する大量の化学物質、環境ホルモン       →身体の中でどう蓄積し、どんな影響を及ぼすのか誰にもわからない

こんな問題も追加されて見えて来ました。

花粉症は鼻と目のアレルギーどころでなく、生命の根幹に関わる警告反応かもしれないと感じたのです。

続く

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む2〜解決法を巡って

世の中に解決法が無いのであれば、創ったら良い・・・リッチーケア流です。

実は、花粉症の原因については自分自身が発症する前から考察を進めていました。患者さんの苦しみを救う手だてが無いものかと。

最初に考えたのは、「そもそも、花粉症の原因って花粉だけなんだろうか?」ということです。

花粉だけなら、植林地の近隣に多発し、花粉の良に比例して重症なケースが多くてもおかしくない筈だな。

でも、そうではありませんでした。「ん?これは花粉だけが原因ではないかも?」そう閃いたのです。

植林地の近隣より、うんと距離のはなれた都会の方が罹患率が高くて、重症の人が多い。そんな気がしました。

であれば、花粉症は複合要因による症状ではないのかと考える様になりました。そして、付随する要因として、いくつかのことを考えました。

1身体が冷えて、免疫系が過敏になっている                  →冷えで身体の全体力が低下し免疫が過敏になり症状に結び付く

2湿気や水滴と何かが化学反応を起こして刺激になっている           →雨のときにも症状が酷いのはこの影響で起こる

3ディーゼル排ガスの微粒子のような大気汚染物質に反応している        →大気中の他物質と反応することで影響を受ける

などと考えたのです。そして、さらに花粉症を悪化させる要因が次々と見つかって来行ったのです。

つづく