月別アーカイブ: 2015年3月

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む1〜解決法を巡って

毎年、春先になると花粉症持ちの人は憂鬱になりますね。薬は眠いし、ノド乾くし、もとより根本的に良くならない方法で副作用付き。

マスクは必須で、中にはゴーグルのようなメガネをかけている方までいます。しかし、これも対症療法で、世の花粉症対策は防戦一方です。

衣服に付いた花粉を室内に持ち込まない様に、玄関先で行なう水際作戦。ベットやシーツに執拗に掃除機をかけて、見えない花粉を吸いまくる。

室内に浮遊する花粉を吸い込むために、空気清浄機を常時かけて室内の空気から花粉を除去する。

外出を控えて、半ろう城生活を強いられる。花粉のないか以外に逃亡するなんてツワモノの方にも遭遇しました。

そんな中、私自身も数年前に花粉症になってしまいました。遅めの花粉症デビューです。

はじめての年は、清浄に慣れてないせいもあり、目がカユいのと、眠るときに鼻が詰まって息がし辛いくらいでしたが、本人には相当の苦痛でした。

そして、薬に手を出してみましたが、全くの効果なしで副作用は充分(笑)でした。もともと薬嫌いなので、あっさり中断しました。

困った時こそが、解決法を見つけるチャンスとばかり花粉症について調べました。どれもこれも大したことない方法ばかりだなと感じました。

ここから、花粉症への思索と対策への旅が始まったのです。

続く、、、

中高年からの膝痛5

では、膝関節の軟骨セルフケア法を伝授します。簡単な方法ですが、持続すれば効果は抜群です。男女、年齢問わず効果が出ます。

やり方:                                  四つん這いになって下さい。膝が当たって痛い方はクッションの上でも構いません。無理しないで下さい。

両手は肩幅の広さに合わせて開いて手のひらを付きます。両足は骨盤の広さに合わせて開いて膝を付きます。

肩と胴体の角度、太ももと胴体の角度は直角で四つん這いになって下さい。

この姿勢から、上下にゆらゆら揺れる。左右にゆらゆら揺れる。時計回りにゆらゆら揺れる。反時計回りにゆらゆら揺れる。これを交互に繰り返して下さい。

大きく揺れることは大事ではありません。無理しないで、自分が心地良くできる範囲で行なって下さい。

時間は30秒くらいでも充分です。ちょっとしたスキマ時間に、マメに行って下さい。短い時間でも、眺めの時間でも構いません。

一回の時間を長く行なうより、何回も繰り返し都度々々行なうことが肝心ですので、気がついたら短時間でも行なう習慣にして下さい。

たったこれだけのことで、膝軟骨の回復が促されます。他の方法では、このようには行きません。

簡単なことですから、是非続けて下さいね。

中高年からの膝痛4

まず、大腿四頭筋の筋力を上げる手軽な方法をご紹介します。この方法は、できるだけたくさん行なって下さい。痛みの出ない範囲でたくさんやるを守って下さい。

2つの方法をご紹介します。                         その1:上向きで寝て、足に力を入れて抜く。力を入れる時間は3秒くらい、決まりはないです。太ももが固くなれば、大腿四頭筋にちゃんと力が入っています。

この方法は、仰向けで寝ていなくてもできます。坐った状態で足を伸ばして足に力を入れても同じ効果があります。

その2:立って移動するとき、例えばトイレで用を足して出たあとにとか、台所に立った時とか手で身体を安定させられるときに、少し膝を折り曲げます。

できる範囲で行なって下さい。少しの屈伸でも効果があります。必ずどこかに手をおいて身体を安定させて行なって下さい。

このふたつの動作を、一日の生活の中で都度々々、行なって下さい。行なえば行なうほど効果的です。ぜひ習慣にして下さい。

次では、軟骨のセルフケアをご紹介しますね。

中高年からの膝痛3

膝関節の屈伸不足で、もうひとつ問題が起こります。それは、大腿四頭筋の筋力低下です。大腿四頭筋は、太ももの前面全体を覆う筋肉です。

この筋肉は屈伸することで鍛えられ、筋力が保たれます。ところが、現代生活の運動不足で大腿四頭筋の筋力が低下してしまうのです。

大腿四頭筋の筋力低下が起こると、膝関節の安定性が悪くなります。簡単に言ってしまうと、膝関節が微妙にグラグラしてしまう。のです。

このことで、膝関節は安定性を失い、慢性的にグラグラすることで関節への負担が増大します。

関節がグラグラして負担が増えると、関節を覆う関節膜に炎症が起こり始めます。これも膝痛のもとになります。

大腿四頭筋の筋肉を鍛えて、関節を支える力が大きくなれば良いのですが、炎症が起きている時の運動は得策ではありません。

通常行なわれる電気治療や湿布は気休めで、治りません。鎮痛剤で痛みをごまかしているに過ぎません。

それと共に行なわれる膝の運動は効果的なものですが、リハビリでちょちょっと行なうくらいでは効果が出にくいのです。

膝の運動は、シッカリやってこそ効果が出るのですが、残念ながらシッカリやれている人はほとんどいません。

そして、この膝の運動は、大腿四頭筋の筋力低下と共に起こる、膝軟骨のすり減りには全く効果がありません。

次では、大腿四頭筋の筋力を上げる方法と膝軟骨のすり減りのセルフケアをお伝えしますね。

中高年からの膝痛2

膝関節は、屈伸によって関節が栄養を補給したり、老廃物を排泄したりする関節であることを知りました。

現代生活は、膝の屈伸がとても少ないライフスタイルになっています。このことが膝関節の代謝を悪くします。

以前は、農作業などの重労働によって膝関節がダメージを受けることが多かったのですが、現在はその逆です。

膝の屈伸が少ないライフスタイルが、膝の関節液の代謝を悪化させると、栄養と老廃物の出し入れが不足します。

膝関節の動きがスムーズに行なわれるには、膝の軟骨の状態が良いことが大事です。膝の軟骨は、鏡の面の様にツルツルだとスムーズに動きます。

膝の軟骨を鏡の面の様に保つには、関節液からの栄養補給と老廃物の排泄が必要です。しかし、屈伸が少ないとこの働きが鈍ってしまいます。

その結果、膝の軟骨はツルツルであるべきなのに、ザラザラしてくるのです。軟骨がすり減りだします。

これが、中高年の膝の痛みの元です。ここから、膝の障害が拡大して行くのです。

次は、膝の障害の拡大を解説して参りますね。

 

中高年からの膝痛1

中高年を元気に過ごすには、膝の健康も必須ですね。膝は傷めない様にケアしておくことが最も大事です。

傷めてしまったら、自宅で毎日欠かさずカンタンなケアをして下さい。そのケアが大事な理由と行ない方を解説して行きます。

膝の関節は、傷めてしまうと治り難い関節です。その理由は、関節の仕組みにあります。

通常、身体の組織は血液から栄養をもらい、血液に老廃物を渡します。しかし膝関節は、関節に入る血管がとても細くて、栄養や老廃物の出し入れが、血液循環だけではまかなえないのです。
膝関節は大きな関節で、大きな働きをしますから、とても細い血管からの血液循環だけでは充分ではありません。
ですから、血管以外から栄養や老廃物の出し入れを行わなければなりません。その役割をしているのが関節液です。関節液から栄養をもらい、関節液に老廃物を渡します。
関節液は、膝の曲げ伸ばしで栄養と老廃物の出し入れを行います。
スポンジをギュッと絞ると、スポンジ内から水分が出て行きます。この様に膝を曲げた時には老廃物が押し出されます。
絞ったスポンジを緩めると、スポンジ内には水分が吸い込まれます。この様に、膝を伸ばした時には栄養が流れ込みます。
膝関節は膝の屈伸(曲げ伸ばし)で栄養や老廃物の出し入れをしていることがお分かりでしょうか。

 

続きはその2へ。

膝の故障3

膝の故障予防ケアには、大腿筋膜張筋のケアが欠かせません。この筋肉はズボンのポケットラインに沿って位置しています。位置が解り易いですね。

この筋肉をケアするには、オリジナルのツボ押し棒(リッチー棒)を使用するのが良いのですが、100円ショップ等で売られている、ミニすりこぎ棒でも代用できます。

棒の先端の丸い部分で、ポケットラインに沿って皮膚に直角で押します。押したときにズ〜ンと響くような心地良さを感じればツボにぴったり当たっています。

このズ〜ンとくる感覚を目処に、ポケットラインに沿って上下に移動しながら押します。時には、押した側の下半身全体に響くこともあります。

片方が終わったら、押した辺りだけでなく、下半身全体が軽くなっていることが実感できるでしょう。

大腿筋膜張筋のケアはとてもカンタンですが、膝の故障予防にはとても大切です。自分で手軽にできますから、毎日行なって下さいね。

膝の故障2

スポーツによる膝の故障を未前に防ぐ方法なんてあるのでしょうか?カンタンな方法で未前に防ぐ方法があります。

膝の故障で最も多いのは、ねじる力によるものです。1度に大きくねじってしまうケースと、何度もねじることによって故障に繋がるものがあります。

どちらのケースの予防にも繋がる方法が「股関節の可動域を広くしておく」ことです。

なぁんだとお感じでしょうか?でも、これがとても大事なことなんです。股関節の可動域を広くするのに大事な筋肉が3つあります。

大腿筋膜張筋:骨盤の外側にある筋肉です。ズボンのポケットの位置にあるので、その筋肉の場所を「ポケットライン」と命名しました。

中臀筋、小臀筋:お尻の上縁で骨盤の骨に沿って手のひらをおいたところに位置する筋肉です。

この3つの筋肉が凝ると、股関節の可動範囲が狭くなります。特に、大腿筋膜張筋は大事です。

この筋肉をセルフケアするだけで股関節の動きが良くなり、下半身の筋疲労まで和らぎます。

次に、この筋肉のセルフケアの方法をお伝えしますね。

膝の故障1

膝関節は傷めてしまうと治りにくい関節です。傷めない様に先回りするケアが大事です。

膝関節の構造を考えてみましょう。膝関節は曲げ伸ばししかできない関節です。ちょうど蝶つがい(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9D%B6%E7%95%AA)のような構造になっています。

膝は、まっすぐするから折り畳むまでしか動かない関節なんです。ところが、スポーツでは膝にしばしば大きな「ねじる力」が加わります。

これが危ないんですね。ねじる力によって、半月板とか靭帯を損傷してしまします。スポーツ障害です。

膝を故障してしまうことは、アスリートに取って大問題です。引退を余儀なくされてしまうことがありますし、故障に留まれたとしても回復期間のブランクは大きなハンデです。

加えて一度故障してしまうと、つねに再び傷めてしまうのではないかという不安が拭えず、思い切ったプレーの支障となります。

この様なことを考えると、故障してしまうより、故障しない様に予防的にケアしておくことの大事さがおわかりですね。

では、予防的ケア、これを次回にご紹介します。

 

大人ニキビ1

大人ニキビのケアで最も大切なのは「皮膚の循環を良くすること」です。洗顔ではありません。

なぜなら、シッカリ洗顔してなくても、大人ニキビにならない人もいるわけです。洗わなくても皮膚バリアが無くなるわけではないですからですね。

一方、顔の皮膚循環が低下すると、皮膚の免疫が低下してしまいます。そうすると、雑菌の侵入や繁殖を起こしてしまいやすくなります。

雑菌の侵入や繁殖が皮膚に化膿性の炎症を起こす、これが大人ニキビですね。だから、イチバン大事なのは、洗顔ではないのです。

では、顔のマッサージをして皮膚の血行を促してあげればそれで良いのでしょうか?しかし、そんなにカンタンにはいきません。

そんなカンタンにいかないわけは2つあります。                1顔のマッサージでは、リンパの流れが良くならない。            2顔だけマッサージしても、首こりがあると皮膚代謝が上がらない。

この2つのわけをクリアしなければならない理由と、クリアする方法を続けて書いていきますね。

 

お手軽デトックス2

炭酸浴の長所は、何と言っても入浴時間が短くて済むことです。半身浴に比べ、半分から3分の1くらいの時間で充分です。(湯舟に5分ほど浸かっていれば良いのです。)

炭酸は皮膚から吸収され、毛細血管に入ると身体が排除反応を起こします。結果、血液循環が良くなるのです。

ぬるめの温度でも充分効果が出ます。体温より低い35℃くらいの湯温でも温まります。

短時間で深部まで温まります。ですが、皮膚表面温度はそれほど高くならないので、入浴後に汗が止まらないということがありません。

炭酸浴に使う重曹は洗浄効果がありますから、身体の汚れも落としてくれます。アルカリ成分なので、皮膚もツルツルになります。

クエン酸を使うことで、アルカリ分が中和され皮膚に最適な弱酸性となります。スキンケアの観点から見ても、とても適したものだと思います。

こんなにカンタンで手軽な方法ですから、日常の習慣にしていただくと、なお良いですね。

お手軽デトックス1

春は一年中でイチバンのデトックスシーズンです。この時期は秋から冬にかけて溜まった毒素を吐き出す時期です。

春のデトックス時期は、不快な症状に悩まされる時期でもありますがデトックスが起こるということは、デトックス機能が正常に働いているということです。

デトックス機能が働かないと、毒素が体内にドンドン蓄積して行ってしまいますから、体質が悪くなります。

体質が悪化すると、病気にかかりやすい体質になります。ですので、デトックス機能が正常に働くということはとても大切なことなのです。

さて、デトックスを早く終わらせるには入浴で身体を温めると良いですから、入浴がオススメです。

半身浴をするという手もありますが、半身浴は時間がかかるという欠点があります。長時間の入浴ができない人には実行しにくいものです。

そこで、漢和堂がオススメする方法は「炭酸浴」です。炭酸のタブレットを使右方法がもっとも手軽です。

重曹大さじ2杯、クエン酸大さじ1杯、天然塩大さじ1杯の割合で炭酸浴が楽しめます。

続く。。。

 

 

春はデトックス!

少しづつですが、春の足音が聞こえて来ましたね。この時期、デトックスが起こりやすくなります。

私たち、体温の高い人間は「冷え」が苦手、つまり冬の時期は苦手なのです。冬になると内臓の働きも低下してしまいがちになります。

そうすると、ダメージを受けるのがデトックス能力。デトックスは元々、内臓の共同作業で行なわれているのです。

だから、冬で冷えるとデトックス能力が落ちて、身体に老廃物が溜まりやすくなるのです。

そして、春を迎えると低下していた内臓の働きが良くなって来ます。それと共にデトックス能力も戻って来ます。

そうすると、冬の間に溜まってしまった老廃物が分解されて、排泄され出します。これが、春のデトックスです。

何となく怠い、あちこちが痛い・重い、気分が暗い、吹き出物がでる、、、こんな症状は、デトックスの反応であることが多いのです。

不快な症状でも、身体のために起こっていることなんですね。とはいえ、なるべく早くデトックスを終了させたいですね。

漢和堂オススメの有効なデトックス方法、次回に教えますね。お楽しみに!

 

首が凝ると、心も身体も病む。9

「首インナーマッスル」セルフケアの必要性
 
「首インナーマッスル」のケアが健康長寿、アンチエイジングの鍵としてとても重要なことは、改めて書く必要はないかも知れません。
しかし、強調に強調を重ねても「首インナーマッスル」ケアの重要性を、皆さんに是非実践していただき、人生の質向上に役立てていただきたいと切に感じています。
この方法が、皆さんの人生の宝である健康に寄与し、素晴らしい人生の一助となる様に願って止みません。
ひとりでも多くの皆さんに伝えられるように頑張ります。ご声援いただけたら有り難いです。
「首インナーマッスル」施術が皆さんの幸せにつながることは、私の幸せです。
最後までお読み下さり有り難うございました。
関連サイト:
施術達人への道
www.richy-kazu.com

首が凝ると、心も身体も病む。8

首インナーマッスルのセルフケアの実際
 
まず、「首インナーマッスル」の位置を確認します。
耳の後ろ側に頭蓋骨があります。その頭蓋骨の下端から鎖骨までの首の側面、この少し深いところが「首インナーマッスル」です。
手で触って確認して下さい、指を前後に動かすと、首の側面を上下に走る帯状のグリグリした筋肉があります。それが「首インナーマッスル」です。
首インナーマッスルの位置が確認出来たら、「リッチー棒」を使ってマッサージをします。「リッチー棒」の先端から3センチ弱の斜めになった部分(鉛筆に例えると削る部分に相当します)を、「首インナーマッスル」と垂直な位置に当てます。
その位置から、「リッチー棒」を前後にくりくり動かします。バイオリンの弓を引く様な動きで、皮膚に密着させたまま、前後にスライドさせます。
前後にスライドさせながら、上下に動かします。くりくりしながら上下します。時間は片側たったの30秒です。
行う強さは、心地良いか痛気持ち良い程度にして下さい。痛いのは続き難いですが、気持ち良いのはやりたくなるからです。ここが大事です!
たった30秒の「リッチー棒」マッサージで凝りが緩和され心地良くなりますが、前章でもお知らせした通り、凝りは常に起こり、宿命的です。
だから、一発で全快するという意識は捨てて下さい。「リッチー棒」を常に持ち歩き、スキマ時間にいつもくりくりして下さい。
テレビ見ながら、音楽聞きながら、携帯やスマホをいじりながら、パソコンやタブレットを覗きながら、運転中の信号待ちの間、考え事しながら、電車やバスの待ち時間や乗車中・・・スキマ時間にドンドン行ってください。
長年の、知らないうちに蓄積して来た、頑固な凝りが、だんだんと緩和されてきます。そして、その良い状態をキープするために、「スキマ時間に「リッチー棒」でくりくり」を習慣にして下さい。
凝りがなく壮快で軽い!想像してみて下さい。自然と笑顔になっている自分がイメージ出来ますね!笑顔で輝く瞳に口角の上がった口元、これだけでも美しさがアップします。
首インナーマッスルを、前後にくりくり弓引く感じで、上下にスライド、軽くなった頚肩で、心も軽く、キラキラ笑顔の毎日を送って下さい。
*セルフケア専用のツボ押し棒「リッチー棒」の代わりに、先の丸いキャップ付きのペン等を代用して頂いても構いません。
「リッチー棒」の購入希望の方はご相談下さい。
info@kanwado.net
 次は、カンタンにまとめです。

首が凝ると、心も身体も病む。7

なぜ、セルフケアが必要なのか?
私の37年に及ぶ臨床経験から、「くびインナーマッスル」の凝りがない人は殆どありません。凝りの程度が様々なだけです。凝りの程度に差があるのは、ご本人の酷使の状況と回復力に個人差があるからです。
驚くことに、頭の座っていない乳児の「くびインナーマッスル」が凝っていることさえあります。その理由は出産の時に頚を傷めてしまうことがあるからだろうと考えています。
生まれた時から「くびインナーマッスル」の凝りを抱えた乳児は、夜泣きや疳の虫を起こしやすいことまで分かりました。赤ちゃんは自分の辛い症状を言葉で訴えることが出来ません。
だから情緒が不安定になったり、睡眠状態が悪くなってしまうのです。夜泣きや疳の虫は仕方が無いのではなく、「くびインナーマッスル」の凝りを緩和してあげることが大事です。
また、幼児に夜驚症といって、夜間に突然飛び起きて大声で泣きわめくケースがあります。この病症も原因不明で治療法が無いのですが「くびインナーマッスル」施術が有効です。「くびインナーマッスル」の凝りが引き起こしてしまうと考えています。
話を戻しましょう。
では、毎日の日常生活の中で、避けられない凝りを緩和して行くにはどうしたら良いでしょう?
毎日凝ってしまうのだから、毎日の様にマッサージに通う。これは現実的ではありません。(もっとも、通ったとしても肝心のくびコアマッスルの凝りの改善はしてもらえませんが。)
そこで、重要なのが「くびインナーマッスル」のセルフケアという訳です。毎日の通院は出来ない、しかし毎日宿命的に凝るのですから、セルフケアがとても重要なのです。
私は、どなたでも必ず効果を出せるセルフケア法を開発しようと考えました。
何故なら、巷にセルフケア法はあふれていますが、効果的なものが殆ど無いからです。原因のひとつに、ツボを的確に捉える方法が無いと言うことが上げられます。
一般の方にとって、ツボを的確に捉えるということは容易ではないことを臨床で経験していました。しかし、どなたでも絶対ツボを外さないセルフケア法を開発しようと思っていました。
さらに効果を直後に実感することが出来て、短時間で効果があり、いつでもどこでも出来る方法を開発しようと、欲張りとも思える目標を立てました。
試行錯誤の末、セルフケア法を開発しました。開発当初は手で行うする不ケアを提唱していましたが、「手で行っていると手が疲れて肩が凝ってしまう」という本末転倒的な声を多数いただき、セルフケアを行う道具の開発もしました。
これが、「リッチー棒(Richy-bow)」の」開発に至る経緯ですが、その材質や形状を決めるのに一年の歳月を費やしました。「リッチー棒(Richy-bow)」の登場で、問題は解消されました。
この方法はとても効果的で、その場で凝りの緩和が実感出来ます。解りやすく、短時間で、どこでも行えます。
「首インナーマッスル」セルフケアは、その特質を活かしていつでもどこでも行えて、効果的です。また、「リッチー棒(Richy-bow)」は皆さんに携帯していただけるセルフケアの必需品となりました。
次は、セルフケアの方法をお伝えします!