身体の奥から湧き上るカユミでなく、
皮膚の表面がカユい場合は、アトピーのカユミではないと書きました。
それは、皮膚を掻き壊した結果、様々な刺激に対してカユミが出ているのです。
ですから、皮膚を掻かなければ、皮膚は修復され、アトピーは回復します。
しかし、物事はそう単純にはいきません。
アトピーの方は「皮膚を掻くクセ」がついてしまっているのです。
普段から皮膚を気にしているので、無意識に皮膚を触ります。
その延長で、掻いてしまうのです。
だから触らなければ良いわけですが、クセになっていますから無意識に触ります。
昼間は意識して触らない様にできても、睡眠中はそうはいきません。
また、汗やホコリの刺激がカユミを起こしたりしますから、
こちらも意識して掻かない努力が要ります。
たいへんなのです。
さらに、もうひとつ根本的な問題があります。
それは次回に!