自律神経は、全身にくまなく張り巡らされています。そして、身体の内部環境を、全て・自動で・ベストに保ってくれています。
その働きは、数え切れないくらい多く、しかも同時にたくさんのことが行なわれています。
例えて、いくつかの例を挙げてみます。: 1目の表面がが乾いたら、自動的にまばたきが起こる。 2息を吸ったり吐いたりしようと意識しなくても、自動的にしている。 3ビックリすると、心臓の鼓動が早くなって強くなる。 4暑いと感じていると、自然に汗が出てくる。 5胃に食べ物が入ると、自動的に消化が始まる。 これらは全部、自律神経によって行なわれています。全部が自動的に起こり、全部が同時に行なわれることも可能です。
この様な働きは、数限りなく、自動的に行なわれていて、それで私たちは快適に生きることができていると言っても過言ではありません。
この様な自律神経の働きは、どこがコントロールしているのでしょうか?脳ですね。脳には自律神経の中枢が2ヶ所あると言われています。
ここに、身体の全ての情報が入り、ここから身体の必要なところに必要な働きが起こる様にコントロールされます。
自律神経が張り巡らされている先には、内臓やその他の器官などがあります。脳からの指令は、それぞれの場所に届き、必要な働きを起こします。
自律神経の大元である脳と、内臓やそれぞれの器官が収まっている体幹部や四肢のつなぎ目が首です。
このくびに異変が起こったら、自律神経は?
つづく