夜泣き・疳の虫
赤ちゃんや小児にも「はり」や「お灸」はいたしません。
夜泣き・疳の虫・夜驚症に「首の凝り」が関連しているのをご存知でしょうか?
これは、一般的にほとんど知られていない事実なのです。
育児はとてもたいへんな作業です。
家族の一大事業で、お母さんはその中心的役割を担います。
それだけでもとてもたいへんなことですが、夜泣き・疳の虫・夜驚症は、更にお母さんを疲労させ、精神的に追い込みます。
え?赤ちゃんや子供に首の凝り???
そうなんです、赤ちゃんや子供さんにも首の凝りは起こるのです。
どういうことか説明しましょう。
首の凝りは、重い頭を支えることで起こります。
同じ姿勢を続けていることで、頭の位置は固定された状態になります。
このことが首の筋肉を凝らせてしまいます。
この首の凝りは、ジッと同じ姿勢を続けなければ起こりません。
また、凝ってしまっても充分な休養や睡眠を取れば回復します。
一見、赤ちゃんや子供さんには無縁に思えますね。
しかし、そうではありません。
首のすわっていない赤ちゃんは頭を支えていないのに凝るの?
そうなんです。
全ての赤ちゃんではありませんが、夜泣き、疳の虫の赤ちゃんには「殆ど全て」首の凝りがあります。
赤ちゃんの夜泣きや小児の夜泣きは、首の損傷による首の凝りで起こります。出産時や寝返り、ハイハイ、つたい歩き、ヨチヨチ歩きの時に首の損傷を起こすことがあります。
赤ちゃんの首凝りは、出産のときの首の損傷で起こります。
産道を通って生まれてくるときに、お医者さんや助産婦さんが頭をそっと引っ張って介助してくれますね。
そのときに首の損傷は起こりやすいのです。
出産時の赤ちゃんの首はすわっていません。
グラグラでとても弱いのです。
ですから、お産のときに頭を引っ張る介助でスジを傷めたり、頚椎を傷めたりしやすいのです。
この状態は、大人に例えると「むち打ち症」ににたような状況です。
大人はむち打ち等で不快な症状を感じれば言葉で訴えることができます。
しかし赤ちゃんは言葉で訴えることができません。
肩凝りで寝付きが悪かったり、眠れなかった経験はありませんか?
赤ちゃんも、むち打ち症のような状態になれば肩が凝る=首が凝るのです。
眠れないくらい不快なのです。
しかし、言葉で不快を伝えることができないので、泣いて訴えるしかないのです。
夜泣きや疳の虫は、首が凝って辛い、首が痛くて辛いと赤ちゃんが必至で訴えて、伝えてくれているのです。
おなかが空いているのかな?と思っておっぱいやミルクを上げても泣き止まない。
寝付けなくて不快なのかな?と思って抱っこしたり、散歩やドライブしても寝付いてくれず泣き止まない。
病気でもないのにこんな状態のときは、首凝りが原因で不快で辛くて寝付けないよと必至で訴えているケースが多いのです。
おっぱいや散歩等で気をそらせても首の凝りは良くなりません。
寝返りやハイハイ、伝い歩きやヨチヨチ歩きをしだしても油断なりません。
寝返りやハイハイで首のスジを傷めたり、伝い歩きやヨチヨチ歩きで転んで頭を打ったときなどでも首を傷めます。
重い頭を支えながら危なっかしく動くときには、首を傷めてしまう危険がいっぱいなのです。
しかし、首を傷めても周りは気付いてくれません。
周りは首が傷みやすいことを知りませんから、首のスジや頚椎が傷んでいることに気付かないのです。
夜泣きや疳の虫は「首が辛いよ〜」という赤ちゃんの必死の訴えであることを認識して下さい。
毎日の様に、夜中に泣く我が子をそのままにしておくわけにもいかず、子供さんが泣くのではないかとご両親、特にお母さんはビクビクしながら夜を過ごしますから、寝不足で疲労が募ってしまいます。
お母さんは一日中育児で疲れているのに、夜も夜泣きで充分に寝られず、疲労が蓄積して肉体的にも精神的にも追い込まれ余裕が無くなってしまいます。
そうするとどうしてもイライラすることが多くなり、そのイライラが赤ちゃんに伝わって不安定になり、神経質になり、不機嫌になり泣きやすくなってしまいます。
これが疳の虫です。
そして、お母さんは更に追い込まれてしまいます。
そんな状況に陥ってしまっている場合は、赤ちゃんだけでなくお母さんも一緒に施術を受けていただくことをお勧めします。
当院では育児経験のある女性スタッフがお母さんの悩みをシェアし、サポートさせていただいております。
(当然ですが、守秘義務は守ります)お子様連れでも安心してご来院いただけます。
※事前にスタッフのシフトをご確認ください。
赤ちゃんの首凝りも、お母さんの首凝りも、首を支える筋肉(首インナーマッスル)の凝りが元で起こります。
しかし、首インナーマッスルへの施術ができるところはほとんど皆無です。
漢和堂ではオリジナルの施術で首インナーマッスルへのアプローチを行ない、効果を上げています。
首の凝りが夜泣きや疳の虫の原因である場合、首凝りのケアが必要です。
他の方法では効果がありません。
漢和堂は、皆様に寄り添い、施術を通じて貢献して参ります。
<当院の施術を受けるにあたって、理解していただきたいこと>
- 当院は自費診療の施術所です。健康保険適応外の疾患、施術法を行なっております。
- 症状や病気の症状でなく、大元の原因と症状にアプローチします。
- 施術は当院オリジナルの方法です。鍼や灸はご希望以外は致しません。
- 病因にあわせ施術を組み合わせます。施術料が一般より高めです。
- 全て予約制で施術を行ないます。予約は前払いの方を優先させていただきます。
<当院の施術を受けていただきたい方>
- 長い間症状や病気に悩まされ続けている。
- 色々な方法を試したが回復しない。
- 何とかして症状や病気を克服したい。
- 病気を克服して元気で楽しい生活を送りたい。
- 生涯にわたり病苦に悩まされたくない。
<当院の施術を控えていただきたい方>
- 治病のための通院ができない。
- 通院の間隔などの指示に従っていただけない。
- 病気を克服したいと真剣に思っていない。