頭痛
頭が割れるほど痛くても、頭は決して割れません。
安心して下さい。
悩む方にとって頭痛はとても辛い症状ですが、鎮痛剤に頼っているだけでは解決になりません。
痛みから逃れるためにいけないとわかっていても、あまりの辛さについつい頭痛薬という方が多いですね。

頭痛の99%は良性の頭痛、つまり死なない頭痛、命に別状のない頭痛です。
とはいえ頭がガンガン痛かったりするわけですから、心配無いとはわかっていても心配ですね。

臨床上、常習性頭痛は大別すると3パターンです。
  • 収縮性頭痛:肩凝りから来る頭痛です。締め付けられる様な、圧迫される様な痛みです。
  • 血管性頭痛:片頭痛です。頭皮の欠陥が締め付けられて起こります。ガンガン痛いのが特徴です。
  • 混合性頭痛:1+2、つまりふたつの頭痛が同時に起こります。症状も1+2です。
それ以外にも頭痛の種類はありますが、この3種類が圧倒的に多いようです。
過労、寝不足、気温、天候、ストレスなどが誘因ですが、これらは避けられないことなので、無くそうと努力してはいけません。
努力しても無くならないですから却ってストレスが増えます。

ストラスが増えて回復力が増す病気や症状は一つもありませんから、ストレスを増やすことを実践することは愚の骨頂です。
してはならないのは、無くすことが出来ないことを無くそうとする無駄な努力です。

頭痛には鎮痛薬、もっとも手軽な方法です。
これ当たり前の様ですがなぜいけないのでしょう?
答えは簡単、痛みをごまかすだけだからです。
薬には副作用もありますし、習慣性や依存性もあります。
知らないうちに薬物依存なんて恐ろしいですね。

では、三つの頭痛に対してはどう対処すれば良いのでしょう?
  • 収縮性頭痛は肩凝りから来る頭痛です。
    筋肉の凝りが頭皮に分布する神経を締め付けます。
    だから凝りを取ってあげれば良いのですが、肩の筋肉をほぐしても頭痛は良くなりません。
    首の筋肉の凝りをとってあげないと頭痛は緩和しません。

    一般的な首凝りの施術法は、後頭部の筋肉(首すじの後ろに位置する筋肉)をマッサージします。
    または電気などで筋肉を収縮させて循環を良くしようと目論んだり、温めて血行を良くしようと目論んだりします。

    しかし、これは効きません。楽になった感じがするだけがほとんどです。
    まず、電気や温めるですが、これだけでは治らないです。

    これらはあくまで補助療法で効果を発揮するものです、メインの治療はなり得ません。

    次に、後頚部の筋肉(首すじの後ろに位置する筋肉)をマッサージする方法は、その時は心地良いのですが、肝心の頭痛は効くこともありますし、効かないこともあります。
    なぜ効果に差があるかというと、首側面のやや深いところににある筋肉をゆるめていないから効果がばらつくのです。

    マッサージで重要なことは、この首側面のやや深いところにある筋肉をゆるめてあげることなのです。
    この筋肉が凝ることにより後頚部(首すじの後ろに位置する筋肉)に凝りが及ぶだけでなく、やがて背中から腰へと全身に凝りが広がって行くのです。
    全身に凝りが広がることは、頭痛の直接の原因ではありませんが、首側面深部の筋肉が凝りやすく、凝りが取れにくい、つまり疲れが取れない体質になり、慢性の全身凝りが頭痛を起こしやすく治り難くしてしまうのです。
    話を首の凝りに戻しましょう。
    後頚部の筋肉(首すじの後ろに位置する筋肉)の凝りは、首側面に深部にある筋肉の凝りから誘発されていきます。
    そして首側面の凝り+後頚部の凝りと積み重なって、収縮性頭痛が起こってしまうのです。


  • 血管性頭痛はいわゆる片頭痛です。
    頭皮に分布する血管には自律神経のうちの交感神経の線維が巻き付いています。
    交感神経が緊張すると巻き付いている神経が血管を締め付けてしまいます。
    その時に副交感神経の働きで血流が強くなると血管を押し広げます。

    交感神経に締め付けられ収縮した血管の中を副交感神経の作用で強く流れる血液が押し広げ、締め付ける力と押し広げる力が拮抗し、ズキンズキンと痛みます。

    この血管性頭痛が起こっているときに一般のマッサージや電気治療、温熱治療を受けると痛みが増すことがあります。
    また、頭痛薬が効かない場合や、戻してしまい薬自体を服用できないこともあります。

    この様になってしまうと、何も施す手立てがなく、ただ痛みに耐えて寝ているしか方法がありません。
    痛みに耐え続けることは、大きなストレスにもなりますので発作を繰り返すことは良いことではありません。

    八方ふさがりと思える状況ですが、実は血管性頭痛が起こっているときにも有効なのが漢和堂で行う首凝りケアなのです。
    同じく美に対する施術でも、一般的なものとは効果が違います。

    これは、前述した首側面のやや深部にある筋肉(首コアマッスルと名付けています。)を中心に施術します。
    この筋肉へのアプローチが血管性頭痛の回復と再発予防に効果的なことを臨床経験から得ました。

    血管性頭痛に対して一般的なマッサージが悪化させてしまうことを自ら経験し、苦しむ患者さんを救うために様々な工夫をしました。
    そして得た結果が、首側面の深部にある筋肉(首コアマッスル)施術がとても有効だということです。


  • の混合型は1と2が同時並行して起こるものですが、恐るに及びません。
    同じ様に施術すれば頭痛は収まり、発作の予防が可能です。

頭痛が起こらないということは、日常生活にとって大きな福音となります。
頭痛で寝込むことでストップしてしまう日常生活でこなさなければならないことが、頭痛が起こらないことでスムーズに運びます。

頭痛が起こらない様に日常セーブしていること、例えば寝不足や過労の心配・運動し過ぎの心配・コーヒーやチョコレートなど嗜好品の制限、飲酒や外食等飲食に対する制限… 殆ど全てが外せます。

また、頭痛発作に対する恐怖心も拭えます。
仮にずつが起こったとしても回復の手段があるというだけでとても心強いものです。

頭痛に怯えて過ごす日々とさよならすることに力を注ぎます。
頭痛の心配のない日々を迎えませんか?

漢和堂は、皆様に寄り添い、施術を通じて貢献して参ります。

<当院の施術を受けるにあたって、理解していただきたいこと>
  • 当院は自費診療の施術所です。健康保険適応外の疾患、施術法を行なっております。
  • 症状や病気の症状でなく、大元の原因と症状にアプローチします。
  • 施術は当院オリジナルの方法です。鍼や灸はご希望以外は致しません。
  • 病因にあわせ施術を組み合わせます。施術料が一般より高めです。
  • 全て予約制で施術を行ないます。予約は前払いの方を優先させていただきます。
<当院の施術を受けていただきたい方>
  • 長い間症状や病気に悩まされ続けている。
  • 色々な方法を試したが回復しない。
  • 何とかして症状や病気を克服したい。
  • 病気を克服して元気で楽しい生活を送りたい。
  • 生涯にわたり病苦に悩まされたくない。
<当院の施術を控えていただきたい方>
  • 治病のための通院ができない。
  • 通院の間隔などの指示に従っていただけない。
  • 病気を克服したいと真剣に思っていない。
以上、何卒よろしくお願い致します。
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