不眠症
不眠症は、首こりが密接に関係しています。
臨床37年の経験から、不眠は首こりとの密接な関係があることを突き止めました。

肩がこって、眠りずらかった経験はありませんでしょうか?

肩がこって、
眠りに入りにくい・夜中に目覚めてしまう・充分眠れず早く目覚めてしまう・睡眠時間は十分なのに眠り足りない。
肩こりの影響で、これらが引き起こされる可能性があります。

肩こりは、首こりが元で感じる肩の筋肉の違和感です。
こっているのは肩の筋肉だけでなく、首の筋肉もこっています。
首こりから、肩こりに広がったものです。(このことは、後ほど詳しく記します)

首こり→肩こりが起こると、首の筋肉の中を走っている血管と神経が締め付けられてしまいます。
血行が悪くなり、神経の働きも悪くなります。

血行が悪くなると、こった筋肉への循環も悪くなります。
こった筋肉の中に溜まった二酸化炭素や老廃物が排出されにくくなり、同時に酸素や栄養の供給も悪くなります。

血行が悪くなることにより、こりが溜まって回復しにくくなり、それがさらにこりを増していくという悪循環に陥ります。
首こりが元で、首こりを増して悪化させるということになります。

こりが強くなると、本来は休んでいる間に回復するべきこりが、回復しきれずに残ってしまい、こりがだんだん積み重なっていってしまいます。

そして、首や肩の周辺の違和感が強くなって、眠りに入りにくくなったり、夜中に目覚めてしまったり、充分眠れず早く目覚めてしまったり、睡眠時間は十分なのに眠り足りないなどということが起こってしまします。

神経の働きが悪くなることについては、もっと直接的な問題が起こります。
神経には、脊髄神経と自律神経が存在します。

二種類の神経の違いは、脊髄神経は身体を動かすときに働く神経で、自律神経は内臓を動かすときに使う神経です。
二つの神経のうち、自律神経が締め付けられてしまうことによって自律神経失調が起こります。

自律神経が狂ってしまう(=自律神経失調)と、身体の内部時計が狂ってしまいやすくなり、
睡眠障害が起こりやすくなります。

眠たくなるべき時に眠気がこない、眠りの途中で眠りが浅くなりすぎて目覚めてしまったり、早い時間に睡眠が中断し二度寝ができなくなってしまったり、熟睡するべき時間に熟睡ができなかったりなどに見舞われます。

このようなことから、だんだんと睡眠状態が悪化していくのです。
この時に有効な手立てが取れないと、睡眠状態の不安定さはひどくなっていき、慢性化していきます。

自律神経の失調状態で、睡眠が不安定になってしまっても、仕事など日常のリズムは変わらないので、日常のリズムに合わせて生活していかざるを得ません。

これがさらに不安定な状態を助長し体調を悪化させます。
体調の悪化によって、体調を回復していく力まで低下してしまいます。だんだんと睡眠障害は深刻化していくのです。

もうひとつ、睡眠状態を悪化させる状態があります。
それは、体力の低下です。
驚くかもしれませんが、体力の低下で睡眠状態が悪化してしまうのです。

えっ?体力が低下するから、睡眠で回復するんじゃないの?と思いますよね。
疲労の回復は睡眠がいちばんです。
しかし、疲労が十分回復できず、積み重なると慢性疲労化という現象が起こります。

この、慢性疲労化という現象が問題で、慢性疲労かという現象が起こると回復力の低下が起こってきます。
回復力が低下することで、身体にこりが積み上がり、慢性的な全身のこりが起こります。

慢性的な全身のこりは、疲れやすくて疲れが取れにくい体質を作ってしまいます。
その悪循環が、さらに全身のこりを悪化させ、疲れやすくて疲れが取れにくい体質に拍車をかけていきます。

その結果、体力の低下が起こっていきます。
実は、この体力の低下は睡眠障害の元なのです。
体力の低下が睡眠障害を引き起こすとは意外かもしれませんね。

睡眠は、体力が充実しているときは良好な状態を保てます。
ところが、体力が低下することによって良好な睡眠を取りずらくなってしまうのです。

体力が充実していて健康な時は、身体のスイッチがパッっと切り替わって、一気に睡眠モードにスイッチが入ります。
ところが、体力が低下してくると睡眠モードに切り替わるスイッチへの反応が悪くなります。

そうすると、睡眠に入りにくくなったり、睡眠中目覚めやすくなったりします。
また、睡眠の質が悪くなるので、長時間横になっているにもかかわらず、疲れが抜けないということが起こります。

余談ですが、体力低下が著しくなると、ずっと起きているような寝ているような、ごく浅い睡眠状態が続くようになります。
寝たきりに近い高齢の方などがその例です。

まとめると、体力充実=睡眠充実→体力低下=睡眠質低下→体力超低下=低質睡眠持続ということになります。

首こりから始まる肩こりは、こりによる不快感の睡眠障害を起こし、自律神経のバランスを乱し睡眠リズムを狂わせます。

そして、首のこりから始まる全身のこりは、体力の低下を招き、睡眠障害の元となります。
体力の低下は睡眠に入りずらくしてしまうだけでなく、睡眠の質も低下させてしまいます。

首から始まるこりが、睡眠障害の大元であると言っても過言ではありません。
では、首のこりはなぜ起こるのでしょうか?

筋肉は、身体を動かしたり、姿勢を固定したりすることでこります。
筋肉はその性質上、身体を動かすために使うことが得意で、姿勢を固定するために使うことが苦手です。

例えば、一時間ウォーキングするのと、一時間じっと立っていることを比べて想像してみてください。
立っているだけの方が辛そうだなということがわかると思います。筋肉はじっと支えていることが苦手なのです。

では、首の筋肉はなぜ凝るのでしょう?
それは重い頭を支えているからです。
頭の重さは4〜6kgです。ボウリングのボールに例えると9〜13ポンドにあたります。

ボウリングのボールを手で持って高い位置で支えることをイメージしてみてください。
途端に手が疲れて支え続けられなくなってしまうことが予想できます。

このとき手が行っている作業を、頭を支える時には首の筋肉が行っています。
首こりは凝って当たり前の宿命とも言えます。

頭を高い位置で支えているだけで、首の筋肉は相当の負担を強いられているのですが、パソコン・スマホ・タブレット・ゲーム機の普及で、頭をうつむくような姿勢が増えてきました。

この、うつむくような姿勢を続けることで、さらに首の筋肉の負担は大きくなり、こりも深刻化しているのです。
このような社会背景に合わせるかのように、睡眠障害は増え続けています。

ストレスや過労が睡眠障害の原因と言われますが、例えば戦争の最中の方がストレスが大きかったはずですし、過酷な労働を強いられていた頃の方が過労も強かったはずです。

しかし、その当時に睡眠障害が続出していたかといえば、そうではありませんでした。
睡眠障害は、首のこりが発端で起こってくるのです。

首こりが大元で睡眠障害が起こるなら、首のこりを緩和してあげれば良い。その通りなのです。
しかし、問題があります。
それは、通常のマッサージでは「頭を支えて凝る筋肉にアプローチできていない」からです。

それは、足が痒いのに、靴の上から掻いているようなものです。
首のこりの大元となる筋肉にちゃんとアプローチしてあげないと、首のこりは緩和することが難しいのです。

また、首こりは頭を支えることで常に発生します。
しかし、毎日のようにマッサージを受けるわけにはいきません。
時間も費用もかかりますし、できたとしてもドンピシャの方法でないと効果的ではありません。

その問題を解決したのがリッチーケアメソッドです。
このケア方法は、セルフケアとプロケアのふたとおりがあります。
セルフケアで日常のこりは自分でケアし、どうにもならない時にはケアしてもらう二段構えの方法です。

セルフケア法は、短時間で効果的で、いつでもどこでもスキマ時間で行えます。
自分の手が疲れないように専用のツボ押し棒(リッチー棒)で行います。

プロケア法は、心地よい刺激で行うので、揉み返しなどの問題は起こりにくい安全な方法です。
全身に行うとても心地よい方法で、全身のこりが緩和され身体がとても軽やかになり、心まで軽くなる方法です。

漢和堂は、皆様に寄り添い、施術を通じて貢献して参ります。

<当院の施術を受けるにあたって、理解していただきたいこと>
  • 当院は自費診療の施術所です。健康保険適応外の疾患、施術法を行なっております。
  • 症状や病気の症状でなく、大元の原因と症状にアプローチします。
  • 施術は当院オリジナルの方法です。鍼や灸はご希望以外は致しません。
  • 病因にあわせ施術を組み合わせます。施術料が一般より高めです。
  • 全て予約制で施術を行ないます。予約は前払いの方を優先させていただきます。
<当院の施術を受けていただきたい方>
  • 長い間症状や病気に悩まされ続けている。
  • 色々な方法を試したが回復しない。
  • 何とかして症状や病気を克服したい。
  • 病気を克服して元気で楽しい生活を送りたい。
  • 生涯にわたり病苦に悩まされたくない。
<当院の施術を控えていただきたい方>
  • 治病のための通院ができない。
  • 通院の間隔などの指示に従っていただけない。
  • 病気を克服したいと真剣に思っていない。
以上、何卒よろしくお願い致します。
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