パニック障害
パニック障害は、特別な理由もないのに襲ってくるパニック発作がおこる症状で、病気ではありません。
この発作は1回で終わることはなく、何度も繰り返されます。
そして、「パニック発作が襲ってくるのではないか …」という予期不安を感じます。
強く不安に思う予期不安が、パニック発作と並んでパニック障害の特徴的な症状です。
人前でパニック発作を起こし、取り乱してしまったらどうしようと心配すればするほど、予期不安は大きくなります。
負の連鎖を起こしてしまいやすくなります。
そして、パニック発作を起こしても逃げられない様な場所を避ける広場恐怖から、そのような場所を避けてしまう様になったり、そこへ行こうとしたり実際に行くとパニック発作を起こしたりします。

パニック発作と予期不安、広場恐怖について解説しましょう。

パニック障害は心の病に分類されていますが、心の病気でなく心に症状の出る状態です。
まず、ここを理解して下さい。心は病んでいません、心が正常であるがゆえに症状が出るのです。
え?どういうこと?って思いませんか。
もともとパニック発作を起こすときはどんなときでしょう?
今まで普通にできていた行動の最中に起こりますね。何もしていないときのこともあります。
普通にできていたことや、何もしていないのに、死んでしまうのではないかという様なパニック発作に襲われる、しかも検査をしても何も異常が出てこない、だから心の病気だということになっているんですね。
これ、おかしいと思いませんか?もう少し掘り下げて考えると、身体の病気だという証拠が検査で見つからない→だから心の病気ですということになっています。
しかし、心の病気だという証拠もないんです。
心の病気だという証拠がないのに、心の病気ということになっているんです。おかしいですよね。

話を戻しましょう。
普通にできていたことをしているときや、何もしていないときに死んでしまうかもしれないと感じるくらいのパニック発作が起こる、即ち「普通のことが普通にできない」状態だということですね。

たとえ話をしましょう。
水泳が好きな人がプールでガンガン泳ぐ。
これは、水泳が得意で好きな人にとって普通のことです。
ですが、この人が39℃の発熱をしているときならどうでしょう?普通に泳げるでしょうか?泳げませんよね。普通のことができない身体状態だからです。
自転車に乗るのは、ほとんどの人にとって困難ではありません。
乗れる様になってしまえば、何年も乗っていなくてもいつでも乗れます。
しかし、一方の足を捻挫し、一方の手を骨折していたら乗れるでしょうか?
通常時の様には乗れず、困難ですよね。

この様に、私たちは身体の状態が悪いと普通にできることができなくなってしまいます。
そして同時に、心は不安と心配で一杯になってしまい、できることをしない様に避けてしまう様になってしまいます。
身体の状態は、心に反映する様になっているのです。
ということは、身体の状態が弱くなると、心の状態が弱くなってしまう。
即ち、心は身体の状態に引きずられてしまうのです。

もうお解りでしょうか。パニック障害は心の病気ではありません。
身体状態が弱くなって、心の状態の弱くなって、普通にできていたことが普通にできない。
やろうとすると、身体が危険と感じてパニック症状を出して、危機を回避しようとしている。そんな状態です。

その根本的な状態を放っておいて、カウンセリングが効くでしょうか?
認知行動療法が功を奏するでしょうか?薬は身体を元気にしてくれるでしょうか?
根本的な状態:身体の元気度を戻してあげることが第一選択ですね。
身体が普通のことを普通にこなせるだけの身体パワーを取り戻せれば、認知行動療法も、薬も要りません。
無理矢理止めるのではなく、要らなくなるので忘れちゃう様になります。

では、予期不安や広場恐怖はどうでしょう?
予期不安は、自分の潜在意識が自分を守ろうとして、予め危なそうなことを予測して回避しようとする自己防衛本能の現れです。
本能ですから、それを克服しようと真っ正面から戦うのは得策ではありません。
潜在意識は、過去からの蓄積された意識で、とてつもなくパワーが大きいので、真っ向勝負は避けるほうが良いです。
広場恐怖は、自分を守ろうとする潜在意識×自分に恥をかかせない羞恥心の働きで起こります。
これにも潜在意識の働きが絡んでいますから、真っ向勝負は止めておきましょう。

では、どうするのか?身体が元気を取り戻していくと、自然と揺れが薄らいだり、できなかったことを「やってみようかな」と思う様になります。
そうしたら、負担の少ないことからトライして成功体験を積んで下さい。
この、成功体験を積むということがとても大事なことで、この積み重ねが自信となり、不安心配がドンドン無くなっていきます。
元々できていたことだから、未知のことにトライするよりもずっと簡単に達成できます。

そして、このときに精神的なサポートがあった方が良いのです。
良い師に恵まれれば、良い成果が望みやすいということですね。
身体のパワーや心が弱くなって、パニック症状と予期不安、広場恐怖が起こるということが解りましたが、身体のパワーが弱っているのをどうやって判断するのでしょう?
身体のパワーが弱ってしまうのは、ズバリ「首凝り」が発端です。
首凝りから全身凝りに発展して全身のパワーが弱ったり、自律神経のバランスが乱れて全身のパワーが弱ったり、内臓やリンパの働きが低下して全身のパワーが弱ったりします。
漢和堂施術では、院長仲野の37年の臨床経験と30年の開院歴から、このチェック方法と解決する施術法を確立しました。
鍼や灸を使わない、指圧やツボ押しベースの完全オリジナル施術です。
漢和堂施術の診断法に従うと、問題が明らかになります。そして同時に、その解決法=施術法も導き出されます。

そして、身体パワーが戻れば、パニック障害からは解放されます。薬物療法も、認知行動療法も要りません。
苦しむのはもうそろそろ止めにしませんか?
漢和堂は、皆様に寄り添い、施術を通じて貢献して参ります。

<当院の施術を受けるにあたって、理解していただきたいこと>
  • 当院は自費診療の施術所です。健康保険適応外の疾患、施術法を行なっております。
  • 症状や病気の症状でなく、大元の原因と症状にアプローチします。
  • 施術は当院オリジナルの方法です。鍼や灸はご希望以外は致しません。
  • 病因にあわせ施術を組み合わせます。施術料が一般より高めです。
  • 全て予約制で施術を行ないます。予約は前払いの方を優先させていただきます。
<当院の施術を受けていただきたい方>
  • 長い間症状や病気に悩まされ続けている。
  • 色々な方法を試したが回復しない。
  • 何とかして症状や病気を克服したい。
  • 病気を克服して元気で楽しい生活を送りたい。
  • 生涯にわたり病苦に悩まされたくない。
<当院の施術を控えていただきたい方>
  • 治病のための通院ができない。
  • 通院の間隔などの指示に従っていただけない。
  • 病気を克服したいと真剣に思っていない。
以上、何卒よろしくお願い致します。
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