スポーツ障害
アスリートのトレーニングは常に最高の自分を目指して行われます。
言い換えると「自分の限界を超えようと自分に挑み続ける」ということです。

身体にも心にも相当の負担がかかっていることは、容易に想像できます。
その状況の中、自分に挑み続けます。記録のかかった試合などとなると、その負担は更に増します。

常に自分の限界に挑みながら、種々のプレッシャーに囲まれながら、アスリートとして最高の自己を目指していくわけですから、その負担につぶされない工夫が必須ではないでしょうか。

スポーツ医学はドンドン発展、進化しています。
フィジカルサポートだけでなく、メンタルサポート・生活習慣サポート・栄養サポートなど、アスリートの周辺をガードする環境もだんだん整って来ています。

ですが、やはりメインはフィジカルサポートではないでしょうか。
スポーツは身体で表現する人間芸術ですから、フィジカルコントロールが要です。

フィジカルが整っていれば、メンタルも整います。
つまり、心は身体の状態によって良きにも悪きにも傾くというわけです。
身体の状態が心の状態を左右しますから、身体が良好であれば、心も良好になります。

例えば、あなたのベストの記録を微熱があったら更新できますか?
高熱だったらどうでしょう?どちらも難しいですね。そんな時は精神的に充実するでしょうか?
しませんね。心は身体に引っ張られます。

逆に、身体のコンディションが最高だったらどうでしょう?
フィジカルの好調に支えられ、メンタルも自信が満ちあふれていきますね。
心は身体に引っ張られます。

これは、どんな種類のスポーツでも同じです。
なぜなら、同じ人間のすることですからです。
あなたが第一にしなければならないことは、フィジカルサポートつまり、身体のコンディショニングです。

身体のコンディショニングが良好であればメンタルも良好になります。
これが土台です。
生活習慣や栄養は土台を強固にする周辺条件ですから、土台が整ってこそ活きるサポートです。

アスリートにとって最も避けるべきは、言うまでもなく「故障」です。
故障してしまうと回復までの療養期間がブランクとなり、最高のパフォーマンスを目指すことができず、回り道となってしまいます。

アスリートとしての旬の期間は短く、旬の期間つまり自己最高のときを目指して、何年も何年も頑張って練習を行ない積み上げていくわけです。

その積み上げていく途中や、積み上げて完成して最高のときに故障に見舞われると、故障回復のブランクで停滞や下降を余儀されなくなってしまいます。
それまでの努力が報われないことになってしまいます。

故障中に感じる不安や恐怖は、故障によって身体の状態に引っ張られて起こります。
この精神的不安定な状態がストレスとなり、更に回復を遅らせてしまいます。

また、故障が重篤であればあるほど回復に時間がかかり、精神的負担も金銭的負担も大きくなってしまいます。
志半ばで引退をしなければならない不幸に見舞われるケースも多々あります。

こうやって考えてみると、常に自己の最高を目指して、限界を超える努力をし続けるわけですから、身体には当然ながら相当の負担を強いることになります。

故障という奈落の底に落ちない様に、自己の最高を目指し自己の限界を越える努力をして行くことは、まさにスポーツをしながら綱わたりをしている様なものともいえます。

綱から落ちないような、綱から落ちてしまっても守られるようなセーフティーネットがあるべきではないでしょうか。
当院では、アスリートの皆さんのセーフティーネットとなれるように、オリジナルの施術をメインにコンディショニングをしています。

注目したのは「身体の軸」です。
例えば、コマ回しをするときに、コマの軸がブレていたらコマは上手く回るでしょうか?
回らないですね。このコマの軸を身体の軸に置き換えて考えてみましょう。

身体の軸がブレていれば、身体は上手く動かないのです。
身体が上手く動かなければ、記録が伸びにくいだけでなく、身体を動かすために余分な力が必要になり負担が増えます。

また、ブレた状態で競技をすることは、ブレを起こすことで中心軸がズレてしまうことを意味します。
このことで強い外力を受けやすくなり、ケガに繋がってしまうのです。

身体の軸が大切で、身体の軸をブレさせないでキチッと整えておくことが、記録向上にも、ケガの予防にも大事なことがおわかりだと思います。

そして、このことは身体パワーを無駄にロスすることなく、効率よく使うことも同時に達成できますから、身体の疲労や消耗を最小限にとどめることまで可能なのです。

身体の軸を整えておくことの重要性が充分おわかりいただけたと思います。
ではいったい、どうやってそれを実現するのか説明させていただきます。

身体の軸の中心は背骨と頭で、背骨と頭を支えるのはインナーマッスル(体幹筋)です。
軸を上手く制御するのは背骨と頭蓋骨の中にある脊髄と脳(中枢神経)です。

そして、その軸を支える鞘(さや)の役割をするのが身体の表面の筋肉(体表筋)です。
身体の表面の筋肉(体表筋)は前後と左右の側面の筋肉を指します。

つまり、
  • 軸である背骨と頭を支えるインナーマッスル(体幹筋)
    →漢和堂指圧で表面の筋肉に指圧をしながら、深部の体幹筋にストレッチを施す。
  • 軸を制御して動かす脊髄と脳(中枢神経)
    →ツボ押し棒を使ったツボ押圧法で、遠隔的に脳と脊髄の循環を向上させる。
  • 軸を周りから支える鞘(さや)の役割の身体の前後左右に位置する表面の筋肉(体表筋)を整えれば良いのです。
    →骨盤部と首部側面に位置する体表筋の漢和堂指圧を施す。
この3つの施術で身体の軸を整えれば良いのです。
身体の軸が整い、スムーズに回るコマの様にムダのない動きが可能となり、運動能力の向上、記録の向上、疲労や負担の軽減が可能となります。

記録の向上や故障の予防になるのはもちろんですが、疲労や消耗をも最小限度にとどめたり、身体力を向上することで精神的な安定も受けとることができます。

すでに身体のどこかを故障してしまっている場合は、故障箇所の施術と同時に軸を整える施術を併せて行ないます。
同時に行なうことで、回復を促進し復帰を容易にするだけでなく、再故障の予防にもなります。

アスリートライフにつきまとう故障とその不安に怯えることなく、最大限のパフォーマンスを発揮し、心身ともに充実したアスリートライフを送るためにも上手なケアを施しながら挑戦を続けて欲しいと願っています。

また、当院で施術を受けていただくだけでなく、当院の施術を応用したリッチーケア法を習得していただくことによって、アスリートの皆さん自らやトレーナーの方が現場で行なえるケア法を開発しました。

漢和堂の施術体系を応用し、どなたでも学べばプロ以上のケア方法が身に付く「ホームケアプログラム」とトレーナーの方におすすめの「スペシャリストプログラム」です。

アスリートの方が日々のケアを自分で行うホームケアプログラム、トレーナーの方が身につけて行なうスペシャリストプログラムを併せれば、最高のアスリートライフが創造できるでしょう。

二つのプログラムは、リッチーケアとして一般社団法人 日本リッチーケア協会(www.jrc-a.net)が皆様にお伝えしています。
詳しくは、凝り解消アカデミー/施術達人への道(richy-kazu.com)もご覧下さい。

漢和堂は、皆様に寄り添い、施術を通じて貢献して参ります。

<当院の施術を受けるにあたって、理解していただきたいこと>
  • 当院は自費診療の施術所です。健康保険適応外の疾患、施術法を行なっております。
  • 症状や病気の症状でなく、大元の原因と症状にアプローチします。
  • 施術は当院オリジナルの方法です。鍼や灸はご希望以外は致しません。
  • 病因にあわせ施術を組み合わせます。施術料が一般より高めです。
  • 全て予約制で施術を行ないます。予約は前払いの方を優先させていただきます。
<当院の施術を受けていただきたい方>
  • 長い間症状や病気に悩まされ続けている。
  • 色々な方法を試したが回復しない。
  • 何とかして症状や病気を克服したい。
  • 病気を克服して元気で楽しい生活を送りたい。
  • 生涯にわたり病苦に悩まされたくない。
<当院の施術を控えていただきたい方>
  • 治病のための通院ができない。
  • 通院の間隔などの指示に従っていただけない。
  • 病気を克服したいと真剣に思っていない。
以上、何卒よろしくお願い致します。

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