過敏性腸症候群
通常の検査では腸に炎症・潰瘍・内分泌異常などが認められないにも関わらず、慢性的に腹部の膨張感や腹痛を訴えたり、下痢や便秘などの便通の異常を感じる過敏性腸症候群、現代医学では有効な治療法がありません。

それ以外の代替医療でも、有効な方法はごく稀で、殆どありません。
理由はいったい何でしょう?

答えは、簡単です。
原因がわかっていないので、それに対する対処法が無いという訳です。
内臓が過敏になって症状が出ることになっていますが、内臓が過敏になる理由がわかっていません。

ですから、ストレスであったり、暴飲暴食や過度の飲酒、不規則な生活などによることが多いということになってしまいます。

しかし、ストレス・暴飲暴食・過度の飲酒・不規則な生活などで、全ての人に過敏性腸症候群の様な症状が出るわけではありません。
だから、この様な背景は原因でなく、誘因のひとつでしかありません。

また、暴飲暴食は日常生活習慣を意識することである程度改善ができても、ストレスを減らすとか不規則な生活を改善することは難しいことが多いですね。

ストレスや不規則な生活が改善できなければ治らないということになってしまうと、過敏性腸症候群んで悩む方にとって希望が持てないことになってしまいます。

また、日常生活習慣をことごとく改善したとしても、症状が収まらないことだって往々にしてあります。
なぜなら、原因にはアプローチしていないからです。

仮に収まったとしても、日常生活で刺激のないライフスタイルばかりの中を生きるということは難しいですし、それができたとしても、良い人生かというとそうは言い切れないですね。

ではいったい、過敏性腸症候群の原因とは何でしょう?
それはズバリ「小腸を中心とした内臓の機能低下」です。

小腸は7メートルもある巨大臓器で、その表面積はテニスコート1枚分とも2枚分ともいわれているくらいです。
その巨大な臓器がお腹の中のに収まっているわけです。
(そして、小腸が機能低下を起こすことで胃も大腸も不具合を起こしてしまいます。小腸の具合がキーポイントなのです。)

その上、ただでさえ大きくて長い小腸が、日本人は更に長いのです。
おなかに内臓が収まっている解剖図を目にしたことがあると思いますが、イメージしてみて下さい。

おなかの中に、内臓が整然と収まっている図が浮かびますよね。
しかし実際に、手術等でおなかを開くと整然と収まっているケースは稀だそうです。

いつもどこかがよじれたり・膨らんだり・痙攣していたり・緩んだりしているのです。
だから、「いつもどこかでシステム障害が起こっている」と考えた方がむしろ自然なのです。

小腸はそんな巨大臓器であるにも関わらず、いつもどこかで障害が起きているだろうにも関わらず、医学的にはほとんど無視されて来ました。
理由は検査する方法が無かったからです。

検査では、小腸の機能のごく一部しか窺い知ることができなかったと同時に、小腸の異常に対しても一部しかとらえることができなかったのです。

ところが近年、医学的にほとんど無視されているという様相は一変しました。
小腸が身体を守る免疫にとって重要な働きをしており、その働きは腸内環境に左右されるということがわかって来たのです。

腸内環境の大切さをPRする宣伝が一気に増えて来たのも、免疫と腸内環境が密接に関わっていることが知られる様になってからです。

くわえてビックリする様な機能が小腸には備わっていることまでわかって来たのです。
それは、身体の組織の中で、小腸だけは単独で動くことができるということです。

どういうことかと言いますと、身体の組織は全て、脳ー自律神経のコントロール下にあります。
しかし、小腸は身体の中で唯一単独判断で、単独行動ができるという機能が与えられているのです。

理由は、口から食物という異物が頻繁に入ってくるので、その中に身体にとって相応しくない物質が入っているときに迅速に判断して機能できることが必要となるからです。
毒物だったら、命を落としかねませんから自主判断の権限を得たわけです。

しかし、その機能がアダになるときがあるのです。それが過敏性腸症候群の症状です。
つまり、身体に相応しくない物質が入って来たときだけでなく、身体に相応しくない現象が起こったときにも同じ反応が起こり、拒否反応や排除反応として過敏性腸症候群の症状が起こってしまうのです。

さらに、身体を危うくする様な状況が起きていないにも関わらず、ほんのわずかな刺激でも過剰に反応してしまい過敏性腸症候群の症状が起きてしまう。
この様な事態にも陥ってしまいます。

そのような事態に陥るには、理由があります。
「身体の全体力の低下」で過敏な反応が起こりやすくなるのです。
全体力が低下することで身体に対する防衛反応が過敏となり、過剰な反応が起きてしまうのです。
ズバリ、過敏な防衛反応で起きる反応が、過敏性腸症候群の症状なのです。
全体力が低下することで過敏性腸症候群の症状が引き起こされてしまうわけですから、その解決法は身体の全体力を元どおりに戻して上げることが必要となります。
メンタルの強さとか、ストレスになれることなどは必要ありません。

身体の全体力が元に戻れば、それまで普通にできて、何も不都合な症状を起こさなかった頃に戻るだけです。
そこには忍耐力も努力も必要ないのです。
身体力が低下しているという異常な状態から、本来あるべき正常の状態に身体が戻るだけで良いのです。

この様に、落ちてしまった身体の全体力を元に戻せる治療法は、実はほとんどありません。
起こって来る症状に対しての対処法=対症療法しかないのです。

ですが、この対症療法だけでは、過敏性腸症候群が改善されるわけではありません。
それどころか、対症療法を続けることによって新たな問題=副作用が起きかねないのです。

漢和堂のオリジナル施術では、身体の全体力が落ちてしまっている原因を探ります。
そして見つけ出した原因に対して、それを解決する施術法を施して行きます。

全身の凝り・自律神経の乱れ・内臓・リンパ機能の低下など、身体のシステム障害を見つけ出し、オリジナルの施術でそれらを解決に導きます。

原因が解消されて行くことによって、身体は本来の力を取り戻し普通の状態に戻りますから、日常生活での過敏性腸症候群の症状は、自然と起きなくなります。

「気にしないで」とか「整腸薬を出しておきます」「カウンセリングを受けて下さい」「認知行動療法がおすすめです」「精神科の受診が必要ですね」どれもが必要なくなります。

症状に悩まされて、辛い日々を送る生活とサヨナラしませんか?

漢和堂は、皆様に寄り添い、施術を通じて貢献して参ります。

<当院の施術を受けるにあたって、理解していただきたいこと>
  • 当院は自費診療の施術所です。健康保険適応外の疾患、施術法を行なっております。
  • 症状や病気の症状でなく、大元の原因と症状にアプローチします。
  • 施術は当院オリジナルの方法です。鍼や灸はご希望以外は致しません。
  • 病因にあわせ施術を組み合わせます。施術料が一般より高めです。
  • 全て予約制で施術を行ないます。予約は前払いの方を優先させていただきます。
<当院の施術を受けていただきたい方>
  • 長い間症状や病気に悩まされ続けている。
  • 色々な方法を試したが回復しない。
  • 何とかして症状や病気を克服したい。
  • 病気を克服して元気で楽しい生活を送りたい。
  • 生涯にわたり病苦に悩まされたくない。
<当院の施術を控えていただきたい方>
  • 治病のための通院ができない。
  • 通院の間隔などの指示に従っていただけない。
  • 病気を克服したいと真剣に思っていない。
以上、何卒よろしくお願い致します。
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