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Richy KAZU(リッチー・カズ) について

臨床歴37年、開業歴30年の「鍼灸をほとんどしない鍼灸師」です。しない理由は「誰でもできればしたくないはず」だからです。 鍼灸より効果的なオリジナル施術(指圧、ツボ押圧)を開発しました。この方法を基に「難治性」と言われる疾患の施術を得意としています。 徹底的な現場主義です。既存の医学常識にとらわれない「本当の治病学・治病法」を提供しています。 誤った医学常識は患者さんを不幸にします。医学情報の誤りを見抜ける理由は「人ごとと思っていない・真摯に病気に向かう」からです。 また、「心からの笑いが治る力を上げる・共に喜びあえる」ことを施術を通じて実現しています。明るく楽しく暖かい施術所です。 「病気になって症状に苦しみ、回復に時間がかかり、経済的にも苦しみ、辛い日々を耐えて過ごす」より、「病気にならない様に、先回りしてケアする」未病ケアの開発が必須と考えて「病気にならない未病ケア」を開発しました。 この方法で施術するには資格は要りません。どなたでも覚えればできる施術法です。スペシャリスト養成の協会を創りました。 「一般社団法人 日本リッチーケア協会」が未病ケア「リッチー・ケア」の教育・認定・フォロー・バックアップを致します。

腸内環境3

そのような変遷の中、12年ほど前に抗加齢医学(アンチエイジング医学)の存在を知りました。老化は病気と捉えて抗老化を研究実践する医学です。それまでは、老化は病気でなく、自然と考えられていました。
老化にも生理的老化(正常老化)と病的老化(非正常老化)があり、抗加齢医学会では現在、病的老化を起こさないことで、バランスのとれた加齢が健康長寿の源と考えられています。
その抗加齢医学での腸内環境に対する考え方は少し違っていました。生きた乳酸菌を補給するのではなく(生きた乳酸菌の摂取では腸内環境が改善されにくい)、死んだ乳酸菌の大量摂取が有効であるとの新しい考え方です。
最初に聞いたときは疑問に思いました。死んだ菌を摂って、なぜ腸内環境が改善できるのか理解できなかったのです。
死菌の摂取が有効であるという理由は2つありました。この理由を理解することで、疑問は解けました。なるほどと納得できたのです。
1、死んだ菌のみが、小腸にあるパイル板という組織まで届いて刺激し、反応を起こす。それは異物排除反応で、この反応がデトックス機能や免疫などを活性化し、体を健全化させる力に発展する。
2、死んだ菌は乾燥状態で摂取することができるので、小さなカプセルで2兆個もの菌が摂取可能である。また、このくらいの数を摂取しないと、腸内環境改善の有効な刺激にならない。
この2つの条件を満たしているのが、プロバイオテクス(身体に良い作用をする微生物:腸内環境を良くする菌)として販売されているサプリメントです。
剤形は、カプセルが適していると言われています。乾燥した製品であることと、錠剤の場合は形を作るために成分の半分以上が必要になるので、有効成分が少なくなってしまうからです。
このような考え方で、まずは腸施術で「腸こり」を緩め、腸機能を改善することがファーストエイドと考えるようになりました。いくら良いものを摂取しても、腸機能が低下した状態では活用されにくいからです。
しかし、死菌による乳酸菌サプリメントの有効性も実感しています。サプリメントとして腸内環境改善を望むのであれば、死菌で1カプセル2兆個のものをセレクトすると良いと思います。
まとめて考えると、腸施術で腸の機能を正常化していくのと同時並行で、死菌の乳酸菌サプリメントと両方でアプローチすることが、最も有効であるということになります。
「首こり」に次いでこりのケアが大事なのは、「腸こり」です。いいかえると、「首こり」と「腸こり」は健康の維持増進、病気の回復に対して、諸悪の根源なのです。
首と腸、双方の凝りケアをすることは何よりも大事なことだと言えると思います。

腸内環境2

中心となるのは、小腸であると知ったのは、やはり臨床の現場です。実は内臓も「凝る」のですが、小腸も例外ではありません。むしろ凝りやすい臓器と言って良いでしょう。小腸が凝ることを発見したことは、とても大きなことでした。
お腹に手を当て腹診すると、腸の反射でお腹が固く、圧痛を感じる方が非常に多いのです。特におへその周囲は圧痛の多い、固くなっていることの多い場所です。この辺りは小腸の反射でこうなっているのだと臨床で知りました。
そして、凝った小腸は機能が低下していますから、消化吸収機能も弱まっています。そこへ、どれだけ良い栄養を摂取しても吸収が悪いので、活用されにくいのです。
だから、まず小腸の凝りを取ってあげることが先決で大前提だと知りました。小腸の施術法を開発したことで、小腸の凝りのコントロールができるようになり、小腸の機能を正常化することができるようになりました。
その頃、乳酸菌飲料などの摂取やヨーグルトの摂取では、腸内環境が改善されにくいことがわかってきたのです。しかし、それに変わる有効な手段も見出されていませんでした。
巷では腸内環境改善ブームの兆しがありましたが、有効な方法が確立されていなかったため、ブームに発展することはありませんでした。
つづく

 

腸内環境について1

私が腸内環境に注目し始めたのは、今から30年ほど前だと思います。自分の体調不良からサプリメントの摂取を経て、腸内環境に意識が向くという変遷です。
当時はまだ、サプリメントという言葉自体が世間的認知を受けておらず、健康食品と称されていた時代です。2015年2月にNHKスペシャルで放映され反響を呼んだ「腸内フローラ」という言葉も当然ながら、ない頃でした。
その当時に注目したのは、腸内環境を整えるために必要な栄養(食物繊維、オリゴ糖)と身体の強壮、強精作用のある栄養素を組み合わせたものでした。それを摂取してもらうことによって腸内環境の改善を図ろうと考えたのです。
結果はさほど芳しくありませんでした。摂取していただいた皆さんに改善の実感が持てていなかったことと、腸施術においての所見に変化が乏しかったからです。
そして、腸内環境改善のための工夫は腸施術に重点を置いていくようになりました。それから長期間の臨床経験を積む中で、腸への施術法が確立していきました。中には驚くほど即効性を発揮する例もありました。
このふたつの経験から、腸内環境改善のために栄養素を与えるよりも、腸が正常に動けるように戻していく(腸施術)が大事だと変化して行きました。
腸の長さは、小腸が7メートル、大腸が1.5メートルと言われています。表面積はそれぞれ、テニスコート1面分と半面分。お腹に収まっていますが、実はとても大きな巨大臓器です。
腸内細菌は、小腸と大腸に分布しています。その種類1000種、その数100兆個以上と言われています。便の内容の1/3以上は腸内細菌の死骸と言われてもいます。

続く

めまいについて4

では、具体的なやり方をご紹介しましょう。

手のひらの2カ所のツボを刺激します。左右両方行います。専用のツボ押し棒(リッチー棒)を使うと、簡単にできます。

手のひらの中指と薬指の付け根から手首の真ん中に向かったライン上にツボがあります。https://www.facebook.com/kanwado

手のひらのライン上を探って、痛い、気持ち良い、ズーンと響くところがツボです。ここを1箇所30秒から1分くらいクリクリ刺激してください。

「痛気持ち良い」と「痛い」の中間くらいまでの力加減がちょうど良い刺激です。自分の感覚で行ってください。

併せて、首こりのケアを行っておくことをお勧めします。首こりケアは、セミナーで詳しくお伝えしています。https://www.facebook.com/events/1593482064260211/

 

セルフケアでのツボ押しで、症状の改善しない方は遠慮なくご相談ください。http://www.kanwado.net/contact/

めまいについて3

では、突発性難聴と頭位変換眩暈症にはどうでしょう?

突発性難聴は、内耳のリンパ液の中でウィルスが神経に取り付き、誤動作を起こさせてしまい起こります。

→手のツボ押しで脳循環が良くなっても、ウィルスがいなくなるわけではないので回復というわけにはいきません。

頭位変換眩暈症は、内耳の中の「聞こえの神経」と「めまいの神経」に耳石というとっても小さな骨の破片が触ることで起こるといわれてます。

→手のツボ押しで脳循環が良くなっても、耳石がなくなるわけではないので回復というわけにはいきません。

ですね、常識的に考えれば。。。

しかし、そうでもないのです。手のツボ押しと首こりのセルフケアを組み合わせると、回復が促されるようなのです。

セルフケアによって、リンパ液に何かの変化が起って回復を促進していくのだと思います。

その何かの要因が何なのかはわかりませんが、ツボ押しを行うことで不都合が起こることはありませんので、やるべしですね。

では、具体的な刺激方法をご紹介していきます。

つづく

 

めまいについて2

めまいを症状別に分けて解析すると、次のようになります。

くるくる回るめまいは、

  1. 突発性難聴・・・内耳のウィルス感染:免疫力低下です。
  2. メニエル症候群・・・内耳のリンパ圧障害:自律神経失調です。
  3. 頭位変換眩暈症・・・めまい神経の刺激:耳石障害です。

 

くるくる回らないめまいは、

  1. 立ちくらみ・・・脳幹虚血:自律神経失調です。
  2. ふらつき・・・脳幹、小脳虚血:自律神経失調です。

5種類のめまいの中の原因で最も多いのは自律神経失調で、3種類のめまいの原因です。

自律神経失調は、長年の臨床で「脳循環が滞る」=頭部のうっ血充血が慢性的になることで起っていることが多いとわかりました。

頭の中の血流障害ですから、それを整えてあげれば良いのです。では、ツボ的アプローチは効くでしょうか?

頭皮とか顔面にはたくさんのツボが存在しています。これを刺激してあげたらどうでしょうか?答えは、残念ながら効かないです。。。

頭皮と顔面に分布するツボは、どうやら顔と頭の表面にしか刺激が届かないようなのです。肝心の頭部内の循環は良くならない。

だったらどうするか?手に分布するツボを使って、脳循環を整えることをしてあげれば良いのです。

これをしてあげれば、自分である程度めまいの調整ができる可能性があります。メニエル症候群と立ちくらみ、ふらつきは、手のツボ刺激で遠隔刺激ができます。

つづく

 

めまいについて1

めまいには、「良性のめまい」(死なないめまい)と、「悪性のめまい」(死ぬかもしれないめまい)があります。

自分のめまいがどちらなのかを自己判断するのは難しいですし、危険です。めまいが続くときは、専門医を受診しましょう。

そして、死なないめまいであることがわかったら、そのめまいを解析してみましょう。

まずは、「めまいの性質」です。くるくる回るのか、回らないのかはどちらでしょうか?

くるくる回るめまいは、

  1. 突発性難聴・・・内耳のウィルス感染:免疫力低下です。
  2. メニエル症候群・・・内耳のリンパ圧障害:自律神経失調です。
  3. 頭位変換眩暈症・・・めまい神経の刺激:耳石障害です。

 

くるくる回らないめまいは、

  1. 立ちくらみ・・・脳幹虚血:自律神経失調です。
  2. ふらつき・・・脳幹、小脳虚血:自律神経失調です。

どうでしょうか?自分のめまいがどれなのか解析できるだけで安心できますね。

しかし、解析できただけでは、治ったことにはなりません。当たり前ですが、、、治ってこそ健康を取り戻すということです。

その対処法は次回に。

続く

アトピー 初診〜回復のロードマップ5

アトピーの回復過程の剣ヶ峰2

ふたつ目の剣ヶ峰は、最後の剣ヶ峰です。

その剣ヶ峰は、アトピーの皆さん共通のクセです。

どんなクセかというと、「無意識に皮膚を触るクセ」です。ハッとした方は自覚がある方ですが、触るクセを自覚できていない方も多いですよ。

皮膚を触るということは、皮膚を刺激するということです。触る程度の軽い刺激が皮膚に加わると、くすぐったい→痒いと感じます。

これは、アトピースキンの方だけでなく、ノーマルスキンの方でも同じです。そうです、「皮膚は触っていると、痒くなってくる」のです。

それで掻き出すと止まらない→皮膚を掻き壊す→皮膚は綺麗になっているのに、掻き壊しちゃって台無し、、、なので、「皮膚触るな〜」って指導してました。

うまく行きませんでした。理由は、ストレス。アトピーの人は、「気になるから触る」だけでなく、ストレス解消の代償として、「触って掻いている」のです。

ストレスフリーにするために、生活養生はしないって、最初に書きました。でも、最後の段階で「掻くな〜」ってやっちゃうと、ストレス解消の手段を奪うのです。

このことに気付いた時、ハッとしました。制限しちゃダメだと。掻きまくっても壊れない皮膚にしてあげなきゃ、普通の人と同じかそれ以上の皮膚って言えないって気付きました。

だから、剣ヶ峰2に対しては、「ある秘策」を講じます。

誰にも気づかれずに、どこでもできて、いつでもできて、一切お金がかからない方法です。

しかも、信じてなくても効く、疑ってても効く、否定してても効くという方法です。

これは、文章では伝えにくいので、この段階になった人に直接お伝えしています。

この項の最後に、「アトピーの治らない人」教えます。。。通ってくれない人です。すいません、当たり前なオチで。

諦めないでくださいね。他人事で施術しません、私。一緒に回復ロードしましょう。

アトピー 初診〜回復のロードマップ4

アトピーの回復過程の剣ヶ峰1

回復過程の剣ヶ峰1ってことは、剣ヶ峰2もあるってことですが、、、暗い気持ちにならないで読んでください。

回復が進んでくると、皮膚の質転換が起こってきます。もちろん良い皮膚に変わっていくのです。

この時に起こるのが、名付けて「ハイパーターンオーバー」です。ターンオーバーが次々起こります。

通常皮膚のターンオーバーは28日周期と言われてますが、そんなもんではありません。ボロボロ剥がれ落ちます。

1日1回どころではありません。数時間に1回くらいのペースで起こるときもあります。

皆さん、ここでとても戸惑います。当たり前だと思います。だって、徐々に回復してきたゴワゴワと赤みが、今度は一変してボロボロ剥がれ落ち出すんですから。

しかし、これは回復反応なんです。身体が頑張って「本来の皮膚」に戻ろうと、変身を重ねているんです。

ボロボロ剥がれている皮膚の下には、次の皮膚の表皮がスタンバイしています。繰り返し繰り返しターンオーバーをしていると、段々と皮膚が変わっていきます。

ボロボロ剥がれ落ちてる皮膚は、「薄くて弱い」のです。だからすぐツッパリ感が出て、剥がれ落ちちゃいます。

「薄くて弱い」皮膚は、ターンオーバーを繰り返すうちに、「厚みが充分で丈夫な」皮膚に変わっていくのです。

「その方の、本来の皮膚力」に戻っていきます。そして、施術でデトックスも促していますから、「普通の人より綺麗な皮膚」になっています。

ツヤ、ハリ、キメ。女性が羨むような皮膚ですよ。そんな状態に出会うと、私もとっても嬉しいです。

そして、最後の難関が待っています。。。

つづく

アトピー 初診〜回復のロードマップ3

アトピーの回復のしかた。〜施術を続けていくプロセスで起こること。

まず、ゴワゴワ、カサカサの皮膚のキメに変化が起こり始めます。だんだんときめ細やかになり、ゴワゴワ、カサカサから解放されて行きます。

そして、炎症で真っ赤だった皮膚に変化が起こり始めます。赤みのない正常な皮膚がまだらに出てきます。

このように回復してきても、だいたいの方は気づきません。なぜでしょうか?

悪いところばかりに目がいくクセがついていて、良くなったところを見逃しているのです。

そんなはずない!って思いませんか?私もそう思ってました。でも、現場で患者さんと向き合ってると、「ほとんどの皆さんが悪いとこにしかフォーカスしてない」のです。

いつも、「どれだけ状態が悪いか」に気が行ってしまっているので、「どれだけ回復したか」ということは、見えてても意識してないから見えてないのです。

人間の脳ってそんな性質があります。例えば電車の中で、赤いものを持っている人を記憶してくださいというと、できるだけたくさんの赤を記憶します。

そして、黄色いもの持っていた人を教えてくださいと聞くと、答えられないんです。目に入ってても意識してないから、記憶してないんですね。

このフォーカスの視点を変えてあげると、「回復の実感と喜び」を感じられるようになり、回復も加速するんですよ。

回復の道筋が見えてくると、気持ちが明るくなり、回復も促進されます。

つづく

アトピー 初診〜回復のロードマップ2

アトピーの生活養生は、基本行いません。

ビックリでしょ?何故だかわかりますか?

答えは簡単、ストレスが増えるからです。皮膚症状と向き合って、受け入れて生きているだけでも相当なストレスのはずです。

それなのに、さらにストレス増やして良くなりますか?

一般の治療法は、ここが分かってないんです…。我慢すればするほど、頑張れば頑張るほど良いくらいの感じですね。異常です。ドS(笑)

ストレス増やして良くなる病気なんてありません。しかも、アトピーのストレスはそれだけで相当です。ある意味、他人事だから、我慢を強要するんだろうなと勘ぐってしまうくらいです。

当院ではどうしているか。基本、生活養生ナシです。スキンケアフリー、食事養生フリー、なんでもフリーです。滅茶苦茶なこと以外は。

なぜそれが可能なのか?病態の根本にアプローチしているからです。植物の病気に例えると、「根っこを治せば、葉っぱは治る」ってことです。

葉っぱばっかりアプローチしてて、根っこは触らないアプローチで、病気は良くなるんでしょうか?

つづく

アトピー 初診〜回復のロードマップ1

当院で最も典型的な初診時の状態は、

  • 皮膚は真っ赤(あちこち広範囲での炎症)
  • 皮膚がゴワゴワ+ジクジクかカサカサ
  • 皮膚のあちこちに引っ掻きダメージ
  • 皮膚のカユミ(身体の奥から湧き上がるカユミ)
  • 皮膚のカユミ(掻き壊しによる表面のカユミ)
  • 皮膚の黒ずみ(度重なる炎症での色素沈着)
  • 習慣的スキンケア(ステロイド、プロトピック、保湿)
  • スキンケアに対する罪悪感(脱ステロイド志向)
  • 回復に対する不安(出口の見えないくらい気持ち)
  • ひきこもり傾向(人目にさらされるのを避ける)

このような状況を抱えて来院する方が多い。当院でまず行うのは、「アトピーは皮膚病でないこと」を教えること。

  1. 小腸の粘膜機能障害で、たんぱく質が高分子吸収され、排除反応が起こる
  2. デトックス力が弱い体質で、排除反応で分解された老廃物が皮下に溜まる

このふたつの病態が、掛け合わさって、「皮膚に起こる症状」がアトピーの病態であることを理解してもらう。

だから、皮膚だけにスキンケアしても、脱ステロイドでリバウンドに耐えても、玄米菜食で食養生?しても、ダメなんである。

ここを押さえてないと、何をやっても対症療法に過ぎない。したがって、治らないのである。

回復する道はひとつなのである。

  1. 小腸粘膜障害を回復させ、高分子吸収しないようにする
  2. デトックス力を促進させ、皮下の老廃物を除去する

このふたつを、施術で同時並行させながら、回復を目指す。これがマストです。

つづく

 

 

五月病対策〜自分でなんとかする方法3

自分の心の中で、浄化・クリーニング・掃除っていうキーワードで、イメージしてみてください。

掃除機かけ、雑巾かけ、箒で掃く、はたきではたく、洗濯する…なんでも良いです。自分のイメージを心の中で映像化します。

そして、ストレスを感じたら、その映像を思い浮かべます。浄化・クリーニング・掃除を映像で行うのです。

ストレスを感じるたびに行ってください。イメージするだけで良いのです。これを、いつもいつも繰り返す。これだけです。

利点を述べてみましょう。

  • 誰にも気づかれない
  • 一切お金がかからない
  • いつでもどこでもできる
  • 信じなくて良い
  • 疑っていても良い
  • 否定していても良い

ただ、すれば良いだけです。し続けるだけです、心の中で。そうするとどうなるかというと、

  • だんだんストレスが少なくなる
  • だんだんストレスの強さが弱まる

このふたつが実現していきます。自分の潜在意識の中に記憶された「業」が減っていくわけですから、だんだんマイルドになり、起きにくくなってくるんです。

これ、実は、「ホ・オポノポノ」の応用です。          http://matome.naver.jp/odai/2135571621101887701

感情=K、理性=R、魂=Tの頭文字をとって、「KRT対処法」と名付けました。意外と便利ですよ。

もちろん、私自身も実践してます。いつもいつも心の中で行っています。「業」だらけですから(笑)

こんな簡単なことで、だんだん良くなるんだったら、

  • 理性で縛り付けずに済みます。
  • 薬に頼るばかりを繰り返さないで済みます。

信じなくていいですし、疑っていいですし、否定していてもいいです。気が向いたら、やってみてください。

五月病対策〜自分でなんとかする方法2

まず、ストレスってなんでしょう?考えてみましょう。

ストレスは、「感情と理性のせめぎ合い」です。

例えば、自分の意思にそぐわないことが起こった時、「感情的には嫌な感じ」を抱きます。

その時、理性が発動します。「それは克服すべきこと」とか、「自分の責任で起こったこと」とか「理性的に判断して乗り越える」べきと考えてしまうんです。

頭の中で、感情と理性がぶつかり合います。これがストレスの本態です。嫌だと思ってても頑張るのは、感情と理性をぶつからせストレスを創っているのです。

では、ここで魂を登場させましょう。「魂は死なないで、何度でも生まれ変わる」といいますね。とりあえず、そう理解してみてください。

そして、今まで魂が経験してきたことは「全て潜在意識に記憶され、貯蔵されている」。

つまり、良いことは「徳」として記憶され、悪いことは「業」として記憶されているということです。

「業」は、生まれ変わった人生の中で、解消するように与えられていて、「そこに人生の目的がある」。と解説されています。

だとすると、この人生で起こってくる「感情が波立つこと」=「ストレス」は、「業」の解消のために与えられている実践と考えることもできます。

それが真実かどうかなんて、実はどうでもいいのです。だから、とりあえずそういうものだと仮定しておいてください。信じなくて良いです。

感じるストレスは、自分が過去に積んだ「業」の解消のために、今の人生で「手を替え品を替え起こってくる」ものなんです。

だから、ストレスを感じることは「全部が業の解消のチャンス」なんです。こう考えれば、ゲームです。

解消のチャンスですから、潰せば良いのです。では、どうやって?

つづく

 

五月病対策〜自分でなんとかする方法1

連休明けに起こることが多い五月病。元々はこの時期に起こりやすいことから、命名されているようです。

  • そもそも五月病ってなんでしょう?
  • ならないためにはどうしたら良いの?
  • なっちゃったらどうしたら良いの?

参考サイトを調べてみました。                 http://matome.naver.jp/odai/2133393170435981201               http://matome.naver.jp/odai/2133393170435981201              http://www.ztv.co.jp/z_town/z_can/200505/health.html

うう〜ん、、、ならないための方法は「出来るならやってます」的な対処法ばかりと感じてしまうのは、自分だけだろうか?

なっちゃった時の対処法も、「お医者さんへ行きましょう」ですね。これでは、解決とは言い難いかも。。。

結局、ストレスとのうまい付き合い方を見つけないと、五月だけでなく、年中「五月病になる」危険性があるってわけですね。

では、漢和堂的ストレス解消法をご紹介します。名付けて「KRT対処法」。

つづく

 

 

アトピーのスキンケアについて3

いつも肌に当たる、洗浄剤をなるべく無害なものにした方が良い。理由は、肌から吸収を繰り返すものだから、リスクを減らすほうが回復に良いからです。

では、毎日行うスキンケアはどうしたらよいでしょうか。基本的に、保湿剤もステロイドプロトピックもオッケーです。

ただし、それに終始していては皮膚本来の機能回復に結びつかない。だから、肌の回復状態に合わせてスキンケアをしていくことが基本です。

よく、「ステロイドに頼ってはアトピーが良くならないから、脱ステロイドをするんだ!」と頑張ってしまう方がいます。

しかし、これは危険。老廃物の浸出反応をステロイドで抑えていたわけですから、皮下には老廃物がどんどん溜まっているわけです。

脱ステロイドすると、抑えていた老廃物が一気に噴き出します。これをリバウンドと言います。今のリアルな自分に戻っただけで治ったわけではありません。

老廃物が出切ったら、一旦治まることもありますが、できれば過剰なリバウンド反応は起こさないで良くなった方が良いのではないでしょうか。

アトピー体質は、「デトックス力の弱い体質×小腸の粘膜機能低下」です。この両方を回復させるには、皮下に溜まった老廃物の排泄促進と、小腸でたんぱく質が高分子のまま吸収されないようにすることを同時に進めることが大事です。

セルフケア×プロケアの組み合わせが、最も効率よく回復に至る道です。

そして、生活必需品としての「安全な洗浄剤」も大切です。

セルフケア×プロケア+安全な洗浄剤を続けながら、普段のスキンケアをしてください。

回復してくると、だんだんスキンケアが「良い意味で疎かになってくる」のです。

スキンケアは、無理に止めるのではなく、回復とともに、自然と遠ざかることが最も安全でリバウンドを起こさない方法なのです。