カテゴリー別アーカイブ: めまい

めまいについて4

では、具体的なやり方をご紹介しましょう。

手のひらの2カ所のツボを刺激します。左右両方行います。専用のツボ押し棒(リッチー棒)を使うと、簡単にできます。

手のひらの中指と薬指の付け根から手首の真ん中に向かったライン上にツボがあります。https://www.facebook.com/kanwado

手のひらのライン上を探って、痛い、気持ち良い、ズーンと響くところがツボです。ここを1箇所30秒から1分くらいクリクリ刺激してください。

「痛気持ち良い」と「痛い」の中間くらいまでの力加減がちょうど良い刺激です。自分の感覚で行ってください。

併せて、首こりのケアを行っておくことをお勧めします。首こりケアは、セミナーで詳しくお伝えしています。https://www.facebook.com/events/1593482064260211/

 

セルフケアでのツボ押しで、症状の改善しない方は遠慮なくご相談ください。http://www.kanwado.net/contact/

めまいについて3

では、突発性難聴と頭位変換眩暈症にはどうでしょう?

突発性難聴は、内耳のリンパ液の中でウィルスが神経に取り付き、誤動作を起こさせてしまい起こります。

→手のツボ押しで脳循環が良くなっても、ウィルスがいなくなるわけではないので回復というわけにはいきません。

頭位変換眩暈症は、内耳の中の「聞こえの神経」と「めまいの神経」に耳石というとっても小さな骨の破片が触ることで起こるといわれてます。

→手のツボ押しで脳循環が良くなっても、耳石がなくなるわけではないので回復というわけにはいきません。

ですね、常識的に考えれば。。。

しかし、そうでもないのです。手のツボ押しと首こりのセルフケアを組み合わせると、回復が促されるようなのです。

セルフケアによって、リンパ液に何かの変化が起って回復を促進していくのだと思います。

その何かの要因が何なのかはわかりませんが、ツボ押しを行うことで不都合が起こることはありませんので、やるべしですね。

では、具体的な刺激方法をご紹介していきます。

つづく

 

めまいについて2

めまいを症状別に分けて解析すると、次のようになります。

くるくる回るめまいは、

  1. 突発性難聴・・・内耳のウィルス感染:免疫力低下です。
  2. メニエル症候群・・・内耳のリンパ圧障害:自律神経失調です。
  3. 頭位変換眩暈症・・・めまい神経の刺激:耳石障害です。

 

くるくる回らないめまいは、

  1. 立ちくらみ・・・脳幹虚血:自律神経失調です。
  2. ふらつき・・・脳幹、小脳虚血:自律神経失調です。

5種類のめまいの中の原因で最も多いのは自律神経失調で、3種類のめまいの原因です。

自律神経失調は、長年の臨床で「脳循環が滞る」=頭部のうっ血充血が慢性的になることで起っていることが多いとわかりました。

頭の中の血流障害ですから、それを整えてあげれば良いのです。では、ツボ的アプローチは効くでしょうか?

頭皮とか顔面にはたくさんのツボが存在しています。これを刺激してあげたらどうでしょうか?答えは、残念ながら効かないです。。。

頭皮と顔面に分布するツボは、どうやら顔と頭の表面にしか刺激が届かないようなのです。肝心の頭部内の循環は良くならない。

だったらどうするか?手に分布するツボを使って、脳循環を整えることをしてあげれば良いのです。

これをしてあげれば、自分である程度めまいの調整ができる可能性があります。メニエル症候群と立ちくらみ、ふらつきは、手のツボ刺激で遠隔刺激ができます。

つづく

 

めまいについて1

めまいには、「良性のめまい」(死なないめまい)と、「悪性のめまい」(死ぬかもしれないめまい)があります。

自分のめまいがどちらなのかを自己判断するのは難しいですし、危険です。めまいが続くときは、専門医を受診しましょう。

そして、死なないめまいであることがわかったら、そのめまいを解析してみましょう。

まずは、「めまいの性質」です。くるくる回るのか、回らないのかはどちらでしょうか?

くるくる回るめまいは、

  1. 突発性難聴・・・内耳のウィルス感染:免疫力低下です。
  2. メニエル症候群・・・内耳のリンパ圧障害:自律神経失調です。
  3. 頭位変換眩暈症・・・めまい神経の刺激:耳石障害です。

 

くるくる回らないめまいは、

  1. 立ちくらみ・・・脳幹虚血:自律神経失調です。
  2. ふらつき・・・脳幹、小脳虚血:自律神経失調です。

どうでしょうか?自分のめまいがどれなのか解析できるだけで安心できますね。

しかし、解析できただけでは、治ったことにはなりません。当たり前ですが、、、治ってこそ健康を取り戻すということです。

その対処法は次回に。

続く