カテゴリー別アーカイブ: 健康生活
腸内環境2
腸内環境について1
続く
水分の摂取量について(むくんでるのに、まだ飲むの?)
5月に入り、ぐっと暖かくなってきました。いよいよ初夏の到来ですね。
この時期になると話題になるのが、水分摂取量についてです。多くの記事が「大量の水分摂取を推奨」しています。
しかし、臨床の現場で感じるのは、「水分摂り過ぎの方が身体に悪い」です。実際に水分を摂りすぎると、、、
- 身体が冷える
- 消化力が落ちる
- むくむ
そんなことが起こります。びっくりしませんか?
身体の冷え解消に水分摂取だとか、内臓の調子を良くするために水分摂取とか、むくみの解消に水分摂取とか、信じてやってる人が多いことに驚かされます。
なぜ冷える?:水って、体温より冷たいですね。それを身体にたくさん入れ過ぎたら冷えるのは道理です。胃も冷えるので、動きが悪くなりますね。消化力低下にもつながります。
なぜ消化力が落ちる?:水をたくさん飲んだら、胃液が薄まりますよね。消化能力が落ちます。そのまま小腸に運ばれても栄養を充分吸収できないことも起こり得ます。
なぜむくむ?:むくみは元々、血管から滲み出た水分です。水分摂取が多すぎるとシミです水分も多くなりがちです。そして、むくみの主成分は水分ですから冷えてしまいます。また、むくみはデトックスの逆でもあります。
大量の飲水に医学的根拠がないという学説もあります。 http://www.afpbb.com/articles/-/2373704?pid=2800594
厚生労働省も、大量の飲水を推奨しているわけではありません。http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html
普通に飲食しているだけで、1日1.8~2.3ℓの水分摂取もできています。http://www.kkrhiroshimakinen-hp.org/kakuka/eiyouka/pdf/43.pdf
無理やり、大量に飲むのは健康的ではなくて、
適当に、好い加減に、喉の渇きに合わせて。
これが、基本ですね。
経皮吸収と経口吸収3(経皮吸収編)
経口吸収の正常な寛容力は、 1、身体の全体力が旺盛 2、小腸の機能が正常 このふたつの条件で保たれていると書きました。
では、次に経皮吸収を考えてみましょう。皮膚は異物を全てブロックし、体内に侵入しないようにするための組織です。
異物の侵入を防ぐために、表皮の外面は皮膚バリアで保護されています。これは、皮脂と汗が混じり合っているもので、潤いを保つ働きもあります。
しかし、近年の化学物質の氾濫で、皮膚バリアを通過してしまったり、皮膚バリアを壊してしまうような物質が身の回りに溢れるようになりました。
異物が皮膚バリアを通過して、体内に侵入すると免疫細胞が異物を排除するように働きます。
免疫の仕組みは少し複雑なので割愛しますが、異物排除反応の繰り返しで、免疫反応が過敏になると皮膚アレルギーを起こします。
皮膚のカユミを伴うので、皮膚を掻き壊してしまい、皮膚が傷つきます。そして、傷に異物が触り刺激し、カユミが起こるという悪循環に陥ってしまいます。
この悪循環を断ち、健全な皮膚に戻すには、皮膚バリアを保護することが必要です。
そのためには、経皮吸収されない、或いはされてもアレルギーを起こしにくい成分の使用されているものの選択が必要です。
顔に使うスキンケア用品、メイク用品、シャンプやリンス、トリートメント、ボディの石鹸やボディーソープ、洗濯石鹸などは特に気をつけたいですね。
加えて皮下の循環を良くして、デトックスを促し健全化することも必要です。これにはオリジナルの指圧(Hands Rub)が役立ちます。
自律神経の乱れがある場合は、自律神経施術(Stick Press)、内臓リンパの機能低下がある場合は、内臓リンパ施術(Lymph Touch)を併用します。
http://www.kanwado.net/treatment/
経皮吸収と経口吸収の、両輪を共に改善していくことがとても大事です。片手落ちでは効果的ではありません。
つづく
経皮吸収と経口吸収2(経口吸収編)
さて、口から入っていく飲食物は「身体にとって、危険かもしれない全くの異物」な訳です。
しかし、それらをを取り込んで消化し栄養摂取しないと、身体は維持できません。皮膚などのように、異物をことごとく拒むようなシステムではないのです。
異物をことごとく拒むようなシステムでは、飲食物全てが排除の対象になってしまい、アレルギー反応が起こってしまいます。
ある程度寛容にできているから、飲食物から栄養が吸収できるんですね。だけれども、悪いものが入ってきたときに対処できないとマズいわけです。
だから、まず胃液という酸(塩酸のような酸です)で消毒します。それをかいくぐってしまわれた場合は、嘔吐とか下痢で排泄されます。
こうやって、消化器内は健全に保たれ、消化吸収によって栄養が身体の隅々まで供給されるから、生きていけるわけです。
ところが、経口での飲食物の摂取でもアレルギー反応が起こってしまうことがあります。食物アレルギーです。
これは、飲食物がもともと合わなくて起こるのではなく、身体の寛容力が低下して起こってしまうと考えています。
臨床でいつも経験していることなんですが、経口吸収に対してのアレルギー(食物アレルギー)のある方は、消化器の中心である小腸や身体の全体力が低下している場合が多いのです。
腸や身体の全体力が低下しているので、身体の寛容力も低下してしまうのです。いや、むしろ低下させることで身体を守っているのです。
だから、小腸や身体の全体力を向上させてあげることが、より根本的な問題解決と言えるでしょう。
リッチーケアメソッドは、身体の全体力をオリジナルの指圧(Hands Rub)で改善し、小腸の機能をオリジナルの内臓リンパ施術(Lynph Touch)で改善していきます。http://www.kanwado.net/treatment/
つづく
経皮吸収と経口吸収1(総論)
日常生活で、最低限に心がけておきたいこと3
それでもなお、身体の冷えは防ぎにくい場合も日常では多いです。なので、入浴で一日の冷えをリセットすることをおススメします。
半身浴、または炭酸浴がオススメです。
半身浴は、みぞおちから下だけお湯に浸かって15分以上、できれば20分浸かり続けて下さい。お湯の温度はぬるま湯程度ですが、自分が心地良い温度を目安にして下さい。
炭酸浴は、市販の入浴剤を使うより、重曹とクエン酸、自然塩を使う方が経済的です。余分な香料とか色素も付いていません。
重曹大さじ×3、クエン酸大さじ×1、自然塩大さじ×1の割合で使って下さい。湯の温度は、同じ様に心地良く感じる程度で良いです。
炭酸浴は、半身浴に比べ短時間で芯から温まります。炭酸が皮膚から吸収され、結果的に血行が良くなるのです。
半身浴は、ゆっくりお風呂に入ってリラックスしたい方にオススメで、炭酸浴は、時間がなくてゆっくり入っていられない方にオススメです。
身体の冷えは、現代生活で避け難く、冷えの蓄積で身体は弱ります。
足を温める、飲食で冷えない様にする、入浴で身体を温める。この3つの方法を日常生活に取り入れて、健康生活を実現して行きましょう。
日常生活で、最低限に心がけておきたいこと2
足元の冷えに注意することに加えて、心がけたいのが冷たいものの飲食です。冷たいものを飲食すれば、内臓を冷やしてしまうことになります。
内臓は冷えると働きが悪くなりますから、身体のパフォーマンスが落ちてしまします。暑い時は、冷たいものを飲んだり食べたりする機会が増えるので要注意です。
併せて気を付けたいのが、水分の摂り過ぎです。冷やした水でなくても、温めてあっても、摂り過ぎは冷えにつながります。
水分を摂り過ぎると、循環血液量が増えます。そうすると、過剰な水分はむくみとなって身体の末端に停滞します。
停滞した水分は、外気温に冷やされたりすることになります。そして、身体が冷えてしまうのです。
加えて、食事前後の水分の大量摂取は、胃液が薄まってしまうので消化力が落ちたり、胃酸が薄まって、殺菌能力が落ちるという弊害があります。
水分の大量摂取は、デトックスに良く、アンチエイジングにつながるなどと謳われたりしていますが、摂り過ぎは逆にエイジングを進めます。
つづく
日常生活で、最低限に心がけておきたいこと1
1身体の冷えに注意する。(血行を悪くしない様心がける)
夏の冷房、冬の暖房共に、足元が冷えてしまします。足が冷えると、足先の冷たい血液が心臓に戻る途中にお腹を通過する際に、「内臓の熱を奪い」ます。
内臓は、冷えると働きが悪くなります。内臓は身体のエンジンです。エンジンの性能が落ちれば、身体は元気を失います。
対策は、足の甲に使い捨てカイロを貼る。これがオススメです。お腹や腰にカイロを貼っている方がいらっしゃいますが、冷えは身体の中から起こります。
中から冷やされてしまっているのに、表面から温めるより、中から冷えない様にした方が良いのです。それが、足の甲にカイロを貼るという方法です。
カイロを貼ることが難しい場合は、シルクの5本指靴下を履くことをお勧めします。シルクの作用で足がベトつかないため、冷えにくいのです。
しかし、冷えを防ぐことはできても、温めることはできないので、保温にはなっても加温にはなりにくい方法です。
つづく
一年中、首は冷やすなかれ
スカーフやストール巻いて、カゼ知らず!
冬だけでなく、一年通して、首は温めたいですね。
身体を冷やすと、カゼを引きやすくなります。
免疫が低下するからです。カゼの中でもインフルエンザは
また、通称胃腸カゼと言われる、
ノロウィルスの感染もとてもツラいものです。。。
どれも避けたいですね。
身体を感染症から守るため、首を温めましょう。
ハイネックやタートルネックで暖かく感じるのは、
首を温めると、身体が暖まるからなんです。
通勤でも、職場でも、家事の時も、プライベートでも、
一年通じて、スカーフかストールをテッパンにしましょう!
対策万全で、健康で元気に参りましょうね!
でも、心地よい程度でお願いします。
くれぐれも無理は禁物で(^^)
未来を健康に生きるには「デトックス」と「ヘルスケア」が大事だと思います。
未来を健康に生きるには「デトックス」と「ヘルスケア」が大事だと思います。