カテゴリー別アーカイブ: 花粉症

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む8〜解決法を巡って

花粉症状は、「冷えと乾燥の積み重なり」を基として起こります。ということは、「冷えの除去」が局所ケアの要と考えれば良いのです。

しかし、花粉症状が起こった時にケアを行なっていては遅いのです。症状の出たときにはデトックスの暴走が起こっていますから、収まらないのです。

強い薬で押さえ込めば、症状はコントロールできますが、決して治っているわけではなく、身体の中から冷えの害も異物も消えたわけではありません。

症状が起こってしまったとき、それからのケアでは遅いのです。そうなる前に、先回りしてケアする必要があります。

その方法は実に簡単です。まず片手のひらを鼻頭を覆う様に当てます。そっと触れているくらいが良いでしょう。強く押さえないで下さい。

そっと触れた片手の上に、もう片手のひらを重ねて置きます。同じ様に触れるくらいにそっと置いて下さい。

そうすると、鼻頭を中心にふわ〜っとした温かみを感じます。そうやって、ハンドパワーで温めることで、冷えのリセットを行ないます。

これをスキマ時間にマメに行って下さい。呼吸の度に冷えが襲うわけですから、冷えたら温めるを繰り返し、悪影響を緩和するのです。

花粉症はシーズンインしていますが、軽い症状ならこれだけでも緩和されます。症状の強い方でも、薬の量を減らすことができることもあります。

もう遅いやとやらないのではなく、身体のサインを見逃さず、冷えの緩和をしてあげましょう。

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む7〜解決法を巡って

鼻を中心とした顔面中心線付近が、花粉症状のメインとして発現する場所です。それは、その局所が冷えて乾くことで免疫異常が起き、症状に発展するのです。

症状それぞれをみてみましょう。

鼻づまりは、冷たい空気の侵入を防ぐために起こります。ホコリや雑菌、化学物質などの異物にも同様の反応が起こります。

鼻水は、異物を洗い流すための反応です。雨の日に症状が酷くなるのは、湿気で粘膜が潤い、免疫力が上がるために起こります。

目のカユミは、炎症が起きると起こります。炎症は充血を伴い、カユミはデトックスを促します。

涙目は、同じく異物の除去反応でデトックス作用です。

秋口から気温が下がりだすと、吸気温が下がりますので、気道中心に冷えます。そして、目の周りは結合織が乏しく、むくみの原因となる水分が多いので冷えます。

秋からの気温低下は、知らないうちに気道を中心に冷えをもたらし、冷えの悪影響が積み重なります。

そして、春先になるとデトックス作用が盛んになって来ます。それと共に花粉の飛来が始まります。

花粉などを利用したリセット的デトックスが花粉症状なのです。冷えの悪影響の積み重ねが、アレルギー反応という辛いデトックス症状を起こします。

つづく

 

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む6〜解決法を巡って

降りて来た直感!そんな風に感じたのです。花粉症の対策に足りなかったのは、局所のケアでした。

どういうことかと言うと、「首凝り施術」(=くびコアマッスルケア)と「内臓強化施術」(=へそクロスケア:十要のツボケア)をセルフケアとして行なう。

漢和堂に於いては、リッチーケアのエキスパート施術(セレクト2〜セレクト5)をプロケアとして施す。

この両輪の施術は、基本的に生命の土台を強化する=身体力をMAXに引き上げるという全体全身ケア法です。

この方法が土台になることは間違いないのですが、局所的なアプローチが足りなかったのです。

花粉症状の局所を考えてみましょう。症状の出る場所は、「鼻」「鼻の奥」「目頭」「耳の奥」「頭の芯」こんなところが代表です。

何か気付きませんか?そうです。鼻を中心として、全て顔の中心線上付近に出る症状なのです。

ここがどうなっているのか?ズバリ、ここが冷えているんです。粘膜も冷えて乾いているのです。

だから、この辺りの局所の免疫も落ちてしまうのです。鼻を中心とした、顔面中心線付近の冷えが症状を誘発しているのです。

つづく

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む5〜解決法を巡って

根本的な体質強化と優良体質の保全こそが、花粉症を克服するに違いないと結論しました。

そして、リッチーケアの根幹である「首凝り施術」(=くびコアマッスルケア)と「内臓強化施術」(=へそクロスケア:十要のツボケア)をセルフケアとして行なう。

漢和堂に於いては、リッチーケアのエキスパート施術(セレクト2〜セレクト5)をプロケアとして施す。

このふたつを、車の両輪の如く行なえば、花粉症は解決する筈だと、私は意気込み、高揚したのです。

しかし、結果はそうはいきませんでした。なぜだ?という疑問を胸にひめたまま「これ以上の方法は無いのか…」と無力を感じる日々を過ごしました。

ですが!諦めなければ、ある日突然に、突破口が開けるのです!

つづく

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む4〜解決法を巡って

様々な複合汚染の結果、生命の根幹が揺らぎ始め、その警告反応として、花粉症という症状が発症したのかもしれない。そう考える方が自然ですね。

だから、丈夫な人でも花粉症になるし、生命力の乏しい人でもかからなかったりするし、アレルギーのある人は過敏になっているので併発し易い。

すべての説明がつく様になります。

ですから、「環境の破壊による汚染が無くならない限り、花粉症は無くならないです。」

そんな風に諦めないのが、リッチー流です。どんな状態でも活路を見つけるまで、探索し続けるのがリッチー流です。

毎日々々、おびただしい量が生産され、製品に添加され、製品となり我々の身体に侵入して、我々を蝕む化学物質を排除することは絶望的に不可能です。

絶望的不可能を可能にしようと努力することは徒労で、エネルギーと時間とお金の無駄遣いです。(もちろん、できる範囲のことはするべきです。)

達成不可能なことにエネルギーを注いで、達成できないストレスや不安、恐怖を溜め込むことは得策ではありません。

不都合な条件下でも負けない身体を創り、キープして行くことが最も重要です。

そして、とても簡単で短時間で、誰でも、どこでもできる方法を開発するに至りました。

続く

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む3〜解決法を巡って

1身体が冷えて、免疫系が過敏になっている                  →冷えで身体の全体力が低下し免疫が過敏になり症状に結び付く

2湿気や水滴と何かが化学反応を起こして刺激になっている           →雨のときにも症状が酷いのはこの影響で起こる

3ディーゼル排ガスの微粒子のような大気汚染物質に反応している        →大気中の他物質と反応することで影響を受ける

このような要因で花粉症の症状は酷くなったり、軽くなったりするのだろうと考えると、植林地からはなれていても症状が強い。花粉の飛ばない雨の日にも症状が起こることが納得できました。

しかし、要因はそれだけではなかったのです。

4黄砂と黄砂に含まれたカビ、雑菌、化学物質が飛来する            →黄砂の粒子は細かいので、他の物質と共に飛来し刺激になる

5隣国で大量に発生する大気汚染物質に含まれるPM2.5が反応する         →花粉症どころでない大問題に発展する恐れのある未知の汚染物質

6食品や薬、日用品などから摂取する大量の化学物質、環境ホルモン       →身体の中でどう蓄積し、どんな影響を及ぼすのか誰にもわからない

こんな問題も追加されて見えて来ました。

花粉症は鼻と目のアレルギーどころでなく、生命の根幹に関わる警告反応かもしれないと感じたのです。

続く

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む2〜解決法を巡って

世の中に解決法が無いのであれば、創ったら良い・・・リッチーケア流です。

実は、花粉症の原因については自分自身が発症する前から考察を進めていました。患者さんの苦しみを救う手だてが無いものかと。

最初に考えたのは、「そもそも、花粉症の原因って花粉だけなんだろうか?」ということです。

花粉だけなら、植林地の近隣に多発し、花粉の良に比例して重症なケースが多くてもおかしくない筈だな。

でも、そうではありませんでした。「ん?これは花粉だけが原因ではないかも?」そう閃いたのです。

植林地の近隣より、うんと距離のはなれた都会の方が罹患率が高くて、重症の人が多い。そんな気がしました。

であれば、花粉症は複合要因による症状ではないのかと考える様になりました。そして、付随する要因として、いくつかのことを考えました。

1身体が冷えて、免疫系が過敏になっている                  →冷えで身体の全体力が低下し免疫が過敏になり症状に結び付く

2湿気や水滴と何かが化学反応を起こして刺激になっている           →雨のときにも症状が酷いのはこの影響で起こる

3ディーゼル排ガスの微粒子のような大気汚染物質に反応している        →大気中の他物質と反応することで影響を受ける

などと考えたのです。そして、さらに花粉症を悪化させる要因が次々と見つかって来行ったのです。

つづく

 

言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む1〜解決法を巡って

毎年、春先になると花粉症持ちの人は憂鬱になりますね。薬は眠いし、ノド乾くし、もとより根本的に良くならない方法で副作用付き。

マスクは必須で、中にはゴーグルのようなメガネをかけている方までいます。しかし、これも対症療法で、世の花粉症対策は防戦一方です。

衣服に付いた花粉を室内に持ち込まない様に、玄関先で行なう水際作戦。ベットやシーツに執拗に掃除機をかけて、見えない花粉を吸いまくる。

室内に浮遊する花粉を吸い込むために、空気清浄機を常時かけて室内の空気から花粉を除去する。

外出を控えて、半ろう城生活を強いられる。花粉のないか以外に逃亡するなんてツワモノの方にも遭遇しました。

そんな中、私自身も数年前に花粉症になってしまいました。遅めの花粉症デビューです。

はじめての年は、清浄に慣れてないせいもあり、目がカユいのと、眠るときに鼻が詰まって息がし辛いくらいでしたが、本人には相当の苦痛でした。

そして、薬に手を出してみましたが、全くの効果なしで副作用は充分(笑)でした。もともと薬嫌いなので、あっさり中断しました。

困った時こそが、解決法を見つけるチャンスとばかり花粉症について調べました。どれもこれも大したことない方法ばかりだなと感じました。

ここから、花粉症への思索と対策への旅が始まったのです。

続く、、、