言い尽くされた感のある「花粉症対策」に挑む8〜解決法を巡って

花粉症状は、「冷えと乾燥の積み重なり」を基として起こります。ということは、「冷えの除去」が局所ケアの要と考えれば良いのです。

しかし、花粉症状が起こった時にケアを行なっていては遅いのです。症状の出たときにはデトックスの暴走が起こっていますから、収まらないのです。

強い薬で押さえ込めば、症状はコントロールできますが、決して治っているわけではなく、身体の中から冷えの害も異物も消えたわけではありません。

症状が起こってしまったとき、それからのケアでは遅いのです。そうなる前に、先回りしてケアする必要があります。

その方法は実に簡単です。まず片手のひらを鼻頭を覆う様に当てます。そっと触れているくらいが良いでしょう。強く押さえないで下さい。

そっと触れた片手の上に、もう片手のひらを重ねて置きます。同じ様に触れるくらいにそっと置いて下さい。

そうすると、鼻頭を中心にふわ〜っとした温かみを感じます。そうやって、ハンドパワーで温めることで、冷えのリセットを行ないます。

これをスキマ時間にマメに行って下さい。呼吸の度に冷えが襲うわけですから、冷えたら温めるを繰り返し、悪影響を緩和するのです。

花粉症はシーズンインしていますが、軽い症状ならこれだけでも緩和されます。症状の強い方でも、薬の量を減らすことができることもあります。

もう遅いやとやらないのではなく、身体のサインを見逃さず、冷えの緩和をしてあげましょう。