カテゴリー別アーカイブ: 自律神経失調

自律神経失調5

自律神経がオーバーペースで働き続け、オーバーワークに陥ると、オーバーヒート症状が起こります。微調整が効かなくなるからです。

様々な症状が同時多発で起こったり、次々に違う症状が加わったり、入れ替わり立ち替わり症状が変化したり、めまぐるしい体調不良が起こります。

しかし、その症状を治めるために対症療法を行なうことは、あまり良い選択ではありません。

なぜなら、対症療法では、自律神経失調が起こっている大元にはアプローチしておらず、大元は何も変わらないからです。

薬で症状を和らげることは、ごまかしにはなっても、治癒には繋がらないことがほとんどです。気分を楽にする薬でも同じことです。

薬には、どんな薬にも副作用があります。副作用とは、毒性のことです。必ず致死量が存在します。食べ物とは違うのです。

そして、一部の薬には依存性があります。肉体的な依存と精神的な依存が起こる可能性があります。

そしてさらに、同じ量や同じ薬を飲み続けていると、効き目が悪くなってきます。身体が慣れてしまうのです。

この様なものですから、症状を抑えるために薬という選択は避けられれば避けた方が良いこともおわかりいただけると思います。

では、どうするか?首が凝って、血管を締め付けて、血液の循環が悪くなった結果、自律神経がスムーズに動けなくなります。

そして、オーバーペースで動くことを強いられる様になり、それはオーバーワークを招いてしまいます。

オーバーワークから、オーバーヒートに移行すると、自律神経の精妙な働きが狂い、自律神経失調症状が出てきます。

従って、首こりのケアが第一で必須だということがおわかりいただけると思います。

首こりのセルフケア法は、近々ホームページ上で公開の予定です。お待たせしてしまい申し訳ありません。

 

自律神経失調4

脳がうっ血と充血を起こして、血液ぶくれのようになってしまうと、それは慢性的にのぼせたような状態になってしまします。

のぼせているときは、だいたい頭がボーっとしてますから、頭の回転がニブくなってしまいます。サクサク行かなくなります。

それだけではありません。全身に張り巡らされた自律神経からの情報に対して、サクサク対応できなくなってしまいます。

しかし、つねに休み無く、身体の全ての情報を集めて、身体を最適に保つ調整を、いくつも同時に行ない続けなければいけません。

そうすると、自律神経が「つねにオーバーペースで働くことを強いられてしまう」のです。

自律神経には交感神経と副交感神経という、ふたつの神経があります。この神経は、アクセルとブレーキの様に働きます。

交感神経は昼間よく使い、アクセルの役目です。副交感神経は夜間によく使い、ブレーキの役目です。

車を走らせる時はアクセル中心で、車を止める時はブレーキ中心で操作します。自律神経が正常に働いているときは、これがスムーズに行なわれています。

ところが、つねにオーバーペースの状態に陥ってしまうと、まるでアクセルとブレーキを同時に踏んで、車を操作している様になってしまいます。

自律神経のオーバーペースは、自律神経のオーバーワークを招いてしまいます。オーバーワークは疲労を招きます。

自律神経も身体のシステムのひとつですから、不死身でなく、オーバーワークで機能が乱れてしまします。

これが自律神経失調で、自律神経の精妙な制御が乱れた結果、様々な症状が起こりやすくなり、様々な症状が治りにくくなってしまうのです。

つづく

自律神経失調3

首の深層筋(この筋肉群を「首インナーマッスル」と名付けています)が凝ってしまうと、とても不都合なことが起こります。

それは、血液の巡りが悪くなるということです。血液は血管で運ばれますが、血管は筋肉の中を走っています。

ということは、筋肉が凝って固く締まってしまうと、血管を締め付けてしまうということが起こってしまいます。

血管は締め付けられることで、充分な血液を運べなくなってしまいます。血管が締め付けられることで狭くなってしまうからです。

血管意は動脈と静脈がありますが、動脈は心臓から血管を送る血管です。静脈は心臓へ血液を戻す血管です。

動脈は弾力があって強いポンプ作用があるので、少々締め付けられても血液を充分送ることが出来ますし、不十分な際は心臓のポンプ作用が増強されます。

ところが、この作用が強くなることで、後述する静脈の作用と相まって「脳の充血」が起こりやすくなります。脳内が血液過剰になってしまうのです。

そして、一方の静脈は、動脈のようなポンプ作用が乏しく、心臓の助けも及びにくいのです。

そうなると、首の凝りによって締め付けられた静脈は、循環が悪くなり、脳へ送られた血液の還りが悪くなります。

静脈の循環不良で、今度は脳内に血液がうっ血してしまうことになるのです。

動脈は凝りで脳に充血を起こし、静脈は凝りで脳にうっ血を起こします。脳内に血液充満と渋滞が起こります。

そうすると、自律神経にも悪影響が及びます。

つづく

自律神経失調2

自律神経の大元がある「脳」が収まっているのが頭部です。自律神経が張り巡らされているのが体幹部と四肢です。

このふたつを繋いでいるジョイント部分が首です。首には大きく動くことができる可動域が与えられているために、細くて、支えが弱いのです。

それなのに、人間の頭はとても重たく、しかも高い位置で支えられています。頭の重さは4〜6㎏と言われてます。

ボウリングのボールに換算すると、約9ポンドから13ポンドにもなるのです。頭って、意外と重たいんですね。

ボウリングのボールを両手で持って、上げていることをイメージしてみて下さい。さて、何分支えられますか?すぐに疲れてしまいます。

この頭を支え続けているのが、首の筋肉(首の深層筋)です。起きている間じゅうずっと支え続けているわけです。

首の筋肉の負担が、相当なものになることは容易に想像できます。凝らないはずが無いと言っても良いです。

さて、凝ってしまうことが宿命の「首の深層筋」。凝ってしまうことによって、自律神経の働きには支障が出ないのでしょうか?

つづく

 

自律神経失調1

自律神経は、全身にくまなく張り巡らされています。そして、身体の内部環境を、全て・自動で・ベストに保ってくれています。

その働きは、数え切れないくらい多く、しかも同時にたくさんのことが行なわれています。

例えて、いくつかの例を挙げてみます。:                    1目の表面がが乾いたら、自動的にまばたきが起こる。            2息を吸ったり吐いたりしようと意識しなくても、自動的にしている。     3ビックリすると、心臓の鼓動が早くなって強くなる。            4暑いと感じていると、自然に汗が出てくる。                5胃に食べ物が入ると、自動的に消化が始まる。              これらは全部、自律神経によって行なわれています。全部が自動的に起こり、全部が同時に行なわれることも可能です。

この様な働きは、数限りなく、自動的に行なわれていて、それで私たちは快適に生きることができていると言っても過言ではありません。

この様な自律神経の働きは、どこがコントロールしているのでしょうか?脳ですね。脳には自律神経の中枢が2ヶ所あると言われています。

ここに、身体の全ての情報が入り、ここから身体の必要なところに必要な働きが起こる様にコントロールされます。

自律神経が張り巡らされている先には、内臓やその他の器官などがあります。脳からの指令は、それぞれの場所に届き、必要な働きを起こします。

自律神経の大元である脳と、内臓やそれぞれの器官が収まっている体幹部や四肢のつなぎ目が首です。

このくびに異変が起こったら、自律神経は?

つづく

首が凝れば、心も身体も病む。1

首が凝ってる!?                             

誰でも「首インナーマッスル」(首の深層筋)が凝っている!日常の施術で、「誰もが」頭を支えている首の筋肉が凝っている!ということに気付きました。

今まで37年の臨床経験を積んできました。色々な難治性症状にも取り組んできました。
それぞれに成果を上げられて来たのは、「首インナーマッスル」(首の深層筋)の凝りを取る方法を開発したからだと思っています。
癌、心臓病、脳卒中など、生命の危険にさらされてしまう様な病気を経験し、療養されている方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)は凝っている!
アルツハイマー型の認知症、パーキンソン病などの変性疾患、リュウマチなどの膠原病など、治療の決め手がない疾患の方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
自律神経失調、不定愁訴、更年期障害などの症状で悩まれている方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
うつ病、パニック障害、過敏性腸症候群、不眠症などの疾患の方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
アトピー性皮膚炎、乾燥肌、敏感肌、原因不明の湿疹などで悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
ぜんそく、アレルギーで悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
不妊症、生理不順、月経困難症、月経前症候群などで悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
慢性胃炎、逆流性食道炎、慢性便秘、慢性下痢で悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
他の内臓疾患で悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
過労、ストレス、冷え性、寝不足で悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、膝痛で悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
頭痛、めまい、肩凝り、眼精疲労で悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
五十肩、腱鞘炎、肘痛で悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
肥満、やせで悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
高血圧、高脂血症、痛風、糖尿病で悩んでいる方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
健康な方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
男女を問わず「首インナーマッスル」(首の深層筋)が凝っている!
高齢の方々の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
若い方々の「くびコアマッスル」も凝っている!
幼児の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
乳児の「首インナーマッスル」(首の深層筋)も凝っている!
・・・全ての人の「「首インナーマッスル」(首の深層筋)は凝っている!!!
この事実、信じられますか?私は、日常の診療で、来る日もくる日もこの事実に直面しました。
首の凝りを取ることが身体に必要だと結論付けました。
そして、首凝りマイスターへの道が始まりました。
この続きは次回へ!

 

 

カゼじゃないのに声が出にくい、喉が詰まる感じ等は「首凝り」ケアで解決!

首の側面を握りこぶしでクリクリと、                    心地良く刺激してみて下さい。

声が出しやすくなりませんか?
ノドの詰まり感が和らぎませんか?
効果が感じられれば、その原因は首コリ。
頭を支えて酷使している、首の深層筋の凝りが犯人です。
首の深層筋の凝りがあると、
自律神経の働きまで悪くなるんです。
自律神経の中枢のある脳と、自律神経が動かしている内臓の連絡が、
首凝りが要因となり、悪化するからなんです。
さらに美容にも悪影響があります。
顔のリンパの流れが悪くなり、クスミやタルミを起こすのです。
普段から首凝りのケアをしてあげれば、
これらの問題も未然に防げるワケですね(^^)