当院で最も典型的な初診時の状態は、
- 皮膚は真っ赤(あちこち広範囲での炎症)
- 皮膚がゴワゴワ+ジクジクかカサカサ
- 皮膚のあちこちに引っ掻きダメージ
- 皮膚のカユミ(身体の奥から湧き上がるカユミ)
- 皮膚のカユミ(掻き壊しによる表面のカユミ)
- 皮膚の黒ずみ(度重なる炎症での色素沈着)
- 習慣的スキンケア(ステロイド、プロトピック、保湿)
- スキンケアに対する罪悪感(脱ステロイド志向)
- 回復に対する不安(出口の見えないくらい気持ち)
- ひきこもり傾向(人目にさらされるのを避ける)
このような状況を抱えて来院する方が多い。当院でまず行うのは、「アトピーは皮膚病でないこと」を教えること。
- 小腸の粘膜機能障害で、たんぱく質が高分子吸収され、排除反応が起こる
- デトックス力が弱い体質で、排除反応で分解された老廃物が皮下に溜まる
このふたつの病態が、掛け合わさって、「皮膚に起こる症状」がアトピーの病態であることを理解してもらう。
だから、皮膚だけにスキンケアしても、脱ステロイドでリバウンドに耐えても、玄米菜食で食養生?しても、ダメなんである。
ここを押さえてないと、何をやっても対症療法に過ぎない。したがって、治らないのである。
回復する道はひとつなのである。
- 小腸粘膜障害を回復させ、高分子吸収しないようにする
- デトックス力を促進させ、皮下の老廃物を除去する
このふたつを、施術で同時並行させながら、回復を目指す。これがマストです。
つづく