首が凝ると、心も身体も病む。8

首インナーマッスルのセルフケアの実際
 
まず、「首インナーマッスル」の位置を確認します。
耳の後ろ側に頭蓋骨があります。その頭蓋骨の下端から鎖骨までの首の側面、この少し深いところが「首インナーマッスル」です。
手で触って確認して下さい、指を前後に動かすと、首の側面を上下に走る帯状のグリグリした筋肉があります。それが「首インナーマッスル」です。
首インナーマッスルの位置が確認出来たら、「リッチー棒」を使ってマッサージをします。「リッチー棒」の先端から3センチ弱の斜めになった部分(鉛筆に例えると削る部分に相当します)を、「首インナーマッスル」と垂直な位置に当てます。
その位置から、「リッチー棒」を前後にくりくり動かします。バイオリンの弓を引く様な動きで、皮膚に密着させたまま、前後にスライドさせます。
前後にスライドさせながら、上下に動かします。くりくりしながら上下します。時間は片側たったの30秒です。
行う強さは、心地良いか痛気持ち良い程度にして下さい。痛いのは続き難いですが、気持ち良いのはやりたくなるからです。ここが大事です!
たった30秒の「リッチー棒」マッサージで凝りが緩和され心地良くなりますが、前章でもお知らせした通り、凝りは常に起こり、宿命的です。
だから、一発で全快するという意識は捨てて下さい。「リッチー棒」を常に持ち歩き、スキマ時間にいつもくりくりして下さい。
テレビ見ながら、音楽聞きながら、携帯やスマホをいじりながら、パソコンやタブレットを覗きながら、運転中の信号待ちの間、考え事しながら、電車やバスの待ち時間や乗車中・・・スキマ時間にドンドン行ってください。
長年の、知らないうちに蓄積して来た、頑固な凝りが、だんだんと緩和されてきます。そして、その良い状態をキープするために、「スキマ時間に「リッチー棒」でくりくり」を習慣にして下さい。
凝りがなく壮快で軽い!想像してみて下さい。自然と笑顔になっている自分がイメージ出来ますね!笑顔で輝く瞳に口角の上がった口元、これだけでも美しさがアップします。
首インナーマッスルを、前後にくりくり弓引く感じで、上下にスライド、軽くなった頚肩で、心も軽く、キラキラ笑顔の毎日を送って下さい。
*セルフケア専用のツボ押し棒「リッチー棒」の代わりに、先の丸いキャップ付きのペン等を代用して頂いても構いません。
「リッチー棒」の購入希望の方はご相談下さい。
info@kanwado.net
 次は、カンタンにまとめです。