甲状腺の病気を考えてみる2

甲状腺機能異常症は、甲状腺が異常を起こしたから病気が起こるのではないのです。新陳代謝に異常が起こったから、甲状腺に異常が起きてしまったのです。

これが大きなポイントです。と書きました。甲状腺の機能異常は結果で、原因ではないということですね。

しかし、医療は原因不明でお手上げです。だから、結果である甲状腺にしかアプローチしないのです。原因は解決されないということになります。

医学的解釈での原因は、

  • 甲状腺機能亢進は、自分の免疫が甲状腺を攻撃する、甲状腺を攻撃する原因は不明ですということになっています。
  • 甲状腺機能低下は、慢性の炎症が甲状腺に起こる、甲状腺に炎症が起こる原因は不明ですということになっています。

このふたつのケース、原因の捉え方が間違ってますね。双方とも結果を原因にしてしまっています。

原因は、新陳代謝に異常が起こったからですね。その結果、甲状腺が異常を起こさざるを得なくなってしまったのです。

ということは、病気を治そうと思ったら、「原因を正す」つまり、新陳代謝を正常に戻すことが必要なのです。

つづく