膝関節は傷めてしまうと治りにくい関節です。傷めない様に先回りするケアが大事です。
膝関節の構造を考えてみましょう。膝関節は曲げ伸ばししかできない関節です。ちょうど蝶つがい(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9D%B6%E7%95%AA)のような構造になっています。
膝は、まっすぐするから折り畳むまでしか動かない関節なんです。ところが、スポーツでは膝にしばしば大きな「ねじる力」が加わります。
これが危ないんですね。ねじる力によって、半月板とか靭帯を損傷してしまします。スポーツ障害です。
膝を故障してしまうことは、アスリートに取って大問題です。引退を余儀なくされてしまうことがありますし、故障に留まれたとしても回復期間のブランクは大きなハンデです。
加えて一度故障してしまうと、つねに再び傷めてしまうのではないかという不安が拭えず、思い切ったプレーの支障となります。
この様なことを考えると、故障してしまうより、故障しない様に予防的にケアしておくことの大事さがおわかりですね。
では、予防的ケア、これを次回にご紹介します。