月別アーカイブ: 2015年3月

小腸の機能異常をツボでケアする。

小腸の機能異常は常に起きている。それは7メートルもある巨大臓器だから避けられない。だから、悪くなることを避けるためのケア(=未病ケア)が必須となると説明しました。

具体的にどんな方法でしょうか?実は、現代医学にその方法は乏しく、存在していません。

伝統医学には様々な方法がありますが、自分で手軽にできて・短時間で効果的な方法は殆どありません。

ところが、システム障害はいつも起こっている可能性があるわけですから、どこかへ通って施術してもらう方法だけでは片手落ちです。

自分で手軽にできて・短時間で効果的な方法が望まれる大きな理由はここにあります。

東洋医学には、古来よりツボという施術点が伝承されています。巷にツボの解説をした書物が数多く存在しています。

ところが、この類の書物には大きな欠点があります。それは、「一般の人にはツボが的確に捉えられない」という致命的な欠点です。

ツボというのは目に見えませんし、ツボの専門家である鍼灸師でも的確に捉えるのはとても難しいのです。

専門家にでさえ難しいツボを的確に捉えることは、一般の人にはとても困難です。まさに、ツボの解説をした書物は「ツボを正確に捉えられないことを学ぶ本」なのです(笑)

しかし、それではツボという宝物が活かせません。漢和堂では、「一般の方でも絶対にツボを外さない方法」を開発しました。

現代に則して、最も必要なツボを厳選し、位置を特定し、押圧したときにツボに当たったことを自分で体感できる方法です。

そのツボは4つあります。おへその上下左右に位置していますので、結んだラインをイメージして、十要(じゅうよう)または、へそクロスと名付けて呼んでいます。

では、次回にその押さえ方を解説致しましょう。

 

過敏性腸症候群は小腸の異常です。

小腸の機能異常が消化物の異常発酵を引き起し、腸内にガスが発生する結果、過敏性腸症候群の症状が起こると書きました。

ということは、小腸の機能異常を起こす原因を除去すれば、過敏性腸症候群の症状は消えるということになります。

では、小腸の腸内環境を悪くしてしまう原因は何でしょうか?小腸は7メートルもある巨大臓器だと説明しました。

7メートルもの長さの小腸がお腹に収まっているのです。お腹の解剖図を連想してみて下さい。解剖図では、小腸はお腹に整然と収まっていますね。

ところが実際はそうはいきません。ところどころが緩んでしまったり、反対に縮んでいたりして、凸凹した状態なのです。

そんな状態ですから、小腸の働きが部分的に悪くなっているわけです。部分的に動きがいびつのなって、働きが悪くなるのです。

部分的な問題でも、全体の機能低下に繋がってしまうのです。小腸という巨大臓器は、いつもどこかでシステム障害を起こしているものなのです。

この様な背景を基にして、小腸の機能異常は引き起されます。悪くなってからケアをするのではなく、悪くなり過ぎない様にケアを怠らないことが大事なのです。

では、次で「漢和堂的」小腸ケア法をご紹介します。

 

過敏性腸症候群は大腸の異常か?2

小腸のシステム障害を、お腹のツボを調べることで捉えることができたと書きました。

お腹のツボを調べ、ツボの反応を診ることで、内臓の凝りを見つけることができるのです。

実は、内臓も凝るんです!そして、凝ると内臓の働きは低下します。小腸に起これば、システム障害を招き、腸内環境が悪くなります。

この内臓凝り(小腸の凝り)が、内臓(小腸)の働きを悪くすることをおわかりいただけたでしょうか?

大腸に上流である小腸に「腸内環境の悪化」が起これば、下流に位置する大腸は、当然ながら悪影響を受けます。

川の上流が汚染されれば、下流に行くほど汚染が広がり、環境が悪くなります。同じことがお腹の中でも起こるわけです。

腸内環境の悪化は、摂取した食物が消化される過程で、小腸を通過している間に異常発酵をもたらします。

小腸の働きが低下するということは、消化物がゆっくりとしか移動しないということを招いてしまいます。

そうすると、消化物がゆっくりと小腸を移動する間に体温で温められながら移動します。

加えて、小腸の働きが低下していることによって栄養の吸収が悪くなっているわけです。

小腸の働きが悪くなって、消化物が栄養豊富なまま、ゆっくりと長い小腸を体温で温められながら移動して行きます。

この結果、小腸の末端あたり(大腸の手前あたり)で消化物の異常発酵が起こるのです。異常発酵を起こすとガスが発生します。

そして、異常発酵によって発生したガスは、腸壁の刺激となり、大腸の運動異常を起こします。動きが過剰になったり悪くなったりするのです。

これが、過敏性腸症候群の症状に繋がって行くのです。過敏性腸症候群の症状は大腸の症状だけれど、原因は小腸にあることがおわかりいただけたでしょうか。

では、小腸のシステム障害をどう取り除くのか?それは次回へ続きます。

 

過敏性腸症候群は大腸の異常か?1

下痢や便秘、あるいはそれが交互に襲う、お腹が痛む、お腹が張る、お腹が鳴る、ガスが出る。

死にはしないけれど、日常生活ではとても苦になる辛い症状ですね 。症状がプレッシャーになり、更に症状が深刻化することもあります。

ところで、これらの症状は大腸から起こる症状ですが、大腸が原因なのでしょうか?巷では決め手となる治療がない過敏性腸症候群ですが、なぜ治らないのでしょう?

徹底的現場主義の漢和堂では、過敏性腸症候群の症状を訴える方々のお腹を診て来ました。そして、大腸もさることながら「小腸に問題がある」ことを突き止めました。

お腹のツボのうち、小腸に関連するところに異常の反応(押さえると痛みや違和感がある)が出ています。

小腸のツボに異常の反応が出ているということは、小腸がところどころでシステム障害を起こしていることが伺えます。

小腸は、過敏性腸症候群の症状の部隊となる大腸の上流に位置する臓器です。その長さは、何と7メートル、表面積はテニスコート1〜2枚分もある巨大臓器です。

その巨大臓器である小腸が、お腹に収まっているのですから、どこかでシステム障害が起こってもおかしくない、、、むしろ起きていて当然とさえ考えられます。

しかし、小腸のシステム障害を捉える方法が現代の医学では存在しません。だから、小腸は注目されずに、無視されて来たのです。とても大事な臓器なのに。。。

しかし漢和堂では、お腹のツボを精査することで、内臓の異常を捉えることに成功しました。システム障害が起こっていれば、必ずツボに反応が出るのです。

この先は次回に説明します。

 

パニック障害の施術法5

首凝りが元で起こる「内臓とリンパの低下」による機能低下→          お腹のツボ数カ所を押圧してチェックする→                  ここに問題のある場合は、内臓マッサージ+リンパタッチが適応になります。

→この障害は、内臓とリンパの機能低下を招くため、栄養の吸収や老廃物の排泄が滞ってしまう状態を引き起します。

内臓は、栄養の吸収・栄養の備蓄・栄養の分配、老廃物の回収・老廃物の分解・老廃物の排泄を共同作業で行なっています。

リンパは栄養を細胞の隅々まで届ける働きと、老廃物の回収のサブシステム(メインは血液循環)です。

車に例えると、内臓はエンジンとマフラーの働きです。リンパはマフラーの機能に似ています。

ここがダメージを受けると、栄養の供給と老廃物の処理などが滞ります。

栄養の供給不足は、ガソリンタンクにガソリンはあるけれど、エンジンにうまく送られて来ないのと似ています。これでは車が動きません。

老廃物の処理障害は、車の室内に排気ガスが充満することをイメージしてみて下さい。室内は汚染された空気で一杯になります。車内で快適には過ごせません。

この様な状況が、身体に起こったらどうでしょう?身体の不調が起こるのは当たり前ですね。健康ではいられません。

この様な状態を長く放置すれば、内臓が壊れてしまいます。内臓の病気です。内臓は壊れてしまうと、基本的に治りません。

「内臓は壊れない様にする=先回りして壊れない様にケアしながら大事に使う」事が大事なのです。内臓マッサージ・リンパタッチの漢和堂施術はこれを可能にしました。

未病ケアは伝統医学しかできません。漢和堂施術は伝統医学を進化させることに成功しました。現代の生活にフィットしたケア方法です。

これまでご紹介した3つの施術方法:                      1首や背中の凝りを緩和する漢和堂指圧                    2自律神経調整(手足のツボ押し)                      3内臓マッサージ+リンパタッチ

この3つの施術方法を組み合わせ、駆使し、病気や症状を回復に導くのが漢和堂施術です。http://www.kanwado.net/story/vol1.html

 

パニック障害の施術法4

2首凝りが元で起こる「自律神経の乱れ」による回復力の低下:耳たぶで脈拍を5分間計測する:ここに問題のある場合は、自律神経調整(手足のツボ押し)が適応になります。

→この障害は、自律神経バランスを乱すため、症状が出やすく・症状が治りにくい状態を引き起します。

首の凝りが高じると、脳循環が悪くなります。首の凝りが蛇口を締めるような働きをしてしまうからです。

そうすると、頭が慢性的にうっ血、充血してしまいます。これが自律神経を乱すのです。

自律神経の末梢は全身に張り巡らされています。そして身体の内部環境を自動調整しています。

自律神経の中枢は脳にあります。中枢は2ヶ所あります。2ヶ所にはそれぞれの役割分担があります。

この末梢と中枢の間で様々な情報がやり取りされ、身体の内部環境が精妙にコントロールされているのです。

ところが、首が凝ることによって様々な情報のやり取りに支障が起こります。精妙な働きゆえに、狂いやすいのです。

そして、様々な症状が現れやすくなり、様々な症状が治りにくくなります。自律神経失調状態です。

自律神経失調状態で起こる様々な症状をひとつひとつ追うことは、モグラたたきの様です。次々に出てくる違った症状を追い続けるだけで治りません。

自律神経失調状態を改善するには、首凝りのケアと脳循環の改善が必要なのです。首凝りケアは漢和堂指圧で行ないます。http://www.kanwado.net/treatment/

脳循環の改善には、手足のツボ刺激(ツボ押し棒で押圧します)を行ないます。http://www.kanwado.net/treatment/

この施術により、首凝りと脳循環が改善され、自律神経失調状態は改善に導かれて行くのです。

次回は、首凝りが元で起こる「内臓とリンパの低下」による機能低下

→お腹のツボ数カ所を押圧してチェックする

→ここに問題のある場合は、内臓マッサージ+リンパタッチを紹介します。

 

パニック障害の施術法3

首凝りが元で起こる「全身凝り」による全体力の低下              →首や背中の凝りをハンドでチェックする                   →ここに問題のある場合は、漢和堂指圧の適応となります。

→この障害は、身体の全体力を低下させるため、疲れ易く・疲れが取れにくい状態を引き起します。

漢和堂指圧は、首の凝りと体幹筋、体側筋に注目した指圧法です。一般の指圧やマッサージとは似て非なるものです。http://www.kanwado.net/treatment/

どこが違うのかというと、首の深層筋(首インナーマッスル)が全ての病症のきっかけになることから、頚の深層筋から体幹筋のケアを行なうところです。

通常のマッサージや指圧は、体表の筋肉に対するアプローチなのでリラクケアにしかなりませんが、漢和堂指圧は病症の大元にアプローチします。

わかりやすくいうと、「蟹の脚」と「蟹かまぼこ」くらいの違いがあるのです。まさに、似て非なるものです。

アプローチするところが違うわけですから、効果が違って当然なわけです。

首凝りは全ての病症の起点ですから、パニック症状の起点になるし、回復には欠かせない施術です。

次回は、首凝りが元で起こる「自律神経の乱れ」です。

 

 

パニック障害の施術法2

1首凝りが元で起こる「全身凝り」による全体力の低下:首や背中の凝りをハンドでチェックする:ここに問題のある場合は、漢和堂指圧の適応となります。

→この障害は、身体の全体力を低下させるため、疲れ易く・疲れが取れにくい状態を引き起します。http://www.kanwado.net/treatment/

 

2首凝りが元で起こる「自律神経の乱れ」による回復力の低下:耳たぶで脈拍を5分間計測する:ここに問題のある場合は、自律神経調整(手足のツボ押し)が適応になります。

→この障害は、自律神経バランスを乱すため、症状が出やすく・症状が治りにくい状態を引き起します。http://www.kanwado.net/treatment/

 

3首凝りが元で起こる「内臓とリンパの低下」による機能低下:お腹のツボ数カ所を押圧してチェックする:ここに問題のある場合は、内臓マッサージ+リンパタッチが適応になります。

→この障害は、内臓とリンパの機能低下を招くため、栄養の吸収や老廃物の排泄が滞ってしまう状態を引き起します。http://www.kanwado.net/treatment/

 

このように3つのシステム障害によって、身体の重要なシステムがスムーズに動かなくなり、ここを起点として様々な病気や症状に発展するわけです。

パニック障害も例外ではなく、この3つのシステムが乱れることで、「普通にできたことが、困難になってしまう」というパニック症状を起こすのです。

ということは、3つのシステムの乱れを整えてあげれば、身体の重要なシステムはスムーズに機能する様になります。

「普通にできたことは、普通に行なえる様に戻る」のです。

パニック障害の施術法1

1首や背中の凝りをハンドでチェックする

2耳たぶで脈拍を5分間計測する

3お腹のツボ数カ所を押圧してチェックする

この方法で、3つのシステムのどこに問題が生じているのかを特定できると、施術方法も同時に決定できます。

身体のシステム障害を起こしている箇所によって施術方法が異なるのです。すなわち、障害箇所が3つにわかれ、施術方法も3つあるというわけです。

1首や背中の凝りをハンドでチェックする:ここに問題のある場合は、漢和堂指圧の適応となります。

2耳たぶで脈拍を5分間計測する:ここに問題のある場合は、自律神経調整(手足のツボ押し)が適応になります。

3お腹のツボ数カ所を押圧してチェックする:ここに問題のある場合は、内臓マッサージ+リンパタッチが適応になります。

この3つの施術法を組み合わせておこないます。組み合わせることで、障害に対するアプローチの漏れが無くなります。

施術に対して、相乗的な効果をもたらします。

パニック障害のチェック法

パニック障害の原因は、以下の3つの要因が引き金になると書きました。:

1首凝りが元で起こる「全身凝り」による全体力の低下

2首凝りが元で起こる「自律神経の乱れ」による回復力の低下

3首凝りが元で起こる「内臓とリンパの低下」による機能低下    です。

この三つの要因が元になって、身体の力が低下し、次々に色々な症状や病気に発展して行くのです。

漢和堂施術では、この3つのどれに問題が生じているのかをチェックします。問題箇所の洗い出しです。

問題箇所は、2つ、3つと複数にまたがる場合が多いのです。どこに問題があるのかをオリジナルのチェック法で確かめます。

これはそれぞれ:

1首や背中の凝りをハンドでチェックする

2耳たぶで脈拍を5分間計測する

3お腹のツボ数カ所を押圧してチェックする

この方法で、3つのシステムのどこに問題が生じているのかを特定します。

問題箇所が複数にまたがると書きましたが、複数に問題が見つかった場合は、施術も複合して行ないます。

具体的な施術方法の解説は、次回に!